やまけんの出張食い倒れ日記

週刊アスキー「旅三昧」で前代未聞の試み 「いわて短角和牛一頭丸買い 焼肉セット山分け企画」 を始動!

WS000008.jpgふい~ 二戸から新幹線で帰京中。もうすぐ上野です。

さてさて
週刊アスキーの読者さんならもう今週号の誌面でご存じだと思うが、すごい企画が始まった。タイトルを観てお分かりの通り、僕が大好きな岩手県の短角牛の焼肉セットを販売するのだ!

同誌に僕が連載している「旅三昧」は、ある地方を食い倒れ旅行して、その模様を1ヶ月にわたってレポしていくもの。かなりの強行軍で取材しなければならなくて、一泊二日で10店舗廻るとかそんなのがザラで、いつもかなり楽しくも大変な連載だ。

で、その行く先々で思うのが、「こんなに旨いもんがあるんだから、アスキー誌面で販売すりゃいいのに」ということだ。そう、週アスには「アスキー365」という通販ページがあり、いつも技ありデジタル小物や、時には大物、そして最近では特別限定日本酒などまで販売しているのである。だったら、旅三昧の行く先で出会う様々なものを販売したらいいんじゃないかねぇ、とはこれまでも思っていたのだ。

そうしたら、アスキー365の担当部長さんである望月さんもそう思っていたらしい!

「何かアスキー365で売って意味のありそうな、面白いものありませんかね?」

来た来た来た!
ということで、やることにしたのだ。僕がいまぞっこんに惚れている岩手県二戸市の短角牛を一頭丸買いし、その精肉の全部位を焼肉セットにして販売するという企画を、、、これはきちんとコーディネートをお仕事として受けたので、二戸~東京を宿泊つきで数回できる程度の謝礼もいただくことができるそうだ。正直言って、僕としてもありがたい企画だ。

この辺の詳しいいきさつも含めて、アスキー誌と連動したブログサイトに、「やまけんの出張食い倒れ日記in旅三昧」というサイトを立ち上げることにした。ご存じの通り、僕が外部と連携して書くブログはあまりないんだけど、今回これを立ち上げたのには、実は意味がある。

「旅三昧」の取材旅行で撮影した写真群はいままでも「速報版」としてこのブログにアップしてきた。
でも、「速報版は出たけど、詳細版はいつになったらアップされるのかなぁ、、、」と思っていた人も多いのではないか。そう、速報版は数枚の画像のみをアップし、あとは連載を読んでね、という感じでの告知に押さえてきたのがいままでなのだ。

それはまあ当たり前と言えば当たり前のことで、アスキー誌面用に取材したエピソードを、連載が始まる前に詳細にブログに書くことは道義上許されるものではない。だから自主規制として、あまり書かないようにしてきたのだ(もちろん我慢できず書いた記事もあるけどね)。

けど、残念なことに「旅三昧」の紙幅はとても小さく、とてもじゃないが僕がブログできままに書いているような字数は掲載不可能。ストレス溜まりまくりだったのである。

そしたら、望月さんが言うのだ。

「あー やまけんさん、そしたらウチのサイトで書いてくれればいいんじゃないですか? ぱぱっとサイト創りますよ。その代わり短角の宣伝もお願いします!」

ということで、連載との連動ブログとしてサイトが立ち上がった次第だ。ブログエンジンはMovableType、画像のアップロード環境も整えて貰った。

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http://blogmag.ascii.jp/yamaken/

これで「旅三昧」で出会った食べものエピソードを、ガンガンと誰にも遠慮無く書くことができる!
ということで、旅三昧ネタはこれからはこちらで書いていきます。無論、本サイト上に要約とリンクを貼るので、ブックマークの必要はありません。

とりあえず
今回の短角牛の山分け企画は絶対にお得!
アスキー365としても初めての試みなので、ぜったいに成功させたい。だから、かなりもうけを少なくして安い価格帯に設定されているのだ。いわて短角和牛の冷凍ではない生の肉で、焼肉セット1Kgが6800円、特上サーロイン&ヒレの1Kgセットが9800円は、地元の人もビックリするぐらいにリーズナブルなのだ。
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マジで昨日、二戸市浄法寺の杉澤ちゃんと話しをしてたら「その価格なら俺、買っちゃおうかな。ステーキセットはすごいお得だと思いますよ」と言われたくらいだ。

しかし、ここで告知しておかねばならないだろう。実は販売サイトがオープンした昨日一日で、ステーキセットは完売してしまった。さらにリーズナブルな焼肉セットはすでに1/3の申し込みが入ったという。おそらくそこから15時間以上経っているから、半数は売れていると思う。もう一頭追加するか?

ということで、本ブログのアスキー出張所にて、この短角牛買い付けに至るドタバタ劇を克明にリポートしていきたい。おそらくその家庭で、牛一頭を丸買いすることがどんなにリスキーなことかがわかってもらえることと思う。