やまけんの出張食い倒れ日記

カリフォルニアでの二日目 ナパ・ソノマの美しき景観に惚れましたね。

原稿執筆もあるので、ホワイトバランスなどまったくいじらずにJPEG画像をリサイズしただけのものですが、備忘録で。

サンフランシスコの港(なんか雰囲気が山下公園とかに似てる)に面した広場でのファーマーズマーケットをブラついて朝ご飯。

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日本ではどこへ行っても市町村レベルで「地産地消」と唱えているけど、これはアメリカでも同じみたいだ。

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Buy Localというのはわかりやすいフレーズだ。

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ところでアメリカの野菜はさして日本に比べて どうこうという気はしていないのだけど、ニンジンについてはとても美味しいものが並んでいる。日本ではナンテス系の、ガチッと堅くて日持ちのする、しかし食べるには硬くて臭いも特有のものがあるものが主流だ。でもこちらでは店頭に並んでいるのをみるとチャンテネータイプ(だっけ?)、細身で丸っこく、果肉が柔らかくて甘やかな品種が中心だ。これならニンジン嫌いな子供も少ないだろうなぁ。

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朝食屋台がいそいそと準備をしている。

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人気の高いロティサリーチキンの店。

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もっともすぐに出てくるのがチキン&ポテト。ポテトは、ロティサリーの下に敷き詰めてあって、鶏から出てくる脂・肉汁が常にぽたぽたとかかりながら焼けていくのが売り。ジャガイモは欧米によくある細身でつるんとした表面、若干粘質系の肉質。さすがに美味しい。とティサリーチキンは、まあブロイラーぽくて肉が旨いとかいうわけではないかれども、まあいける。

しかし!実はこの店の最大の売りはポルケッタという、ロースとした豚肉のサンドウィッチであった。なぜか会計をしているのが日本からきた女性だったので、教えてもらい再度並ぶ。

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右側が料理長。

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画面中段右にチャーシューの断面みたいなのが見えるが、豚の皮で豚のロインを巻いてたこ糸で縛ったのをロティサリーでぐるぐる回しながら均一に焼く。ロインを薄切りにしたをパンに載せ、玉ねぎを深い茶色になるまで炒めたのを乗せ、次にパリパリに焼けた皮を細かく刻んで乗せ、グリーンをめいっぱい挟んでサンドする。

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こいつぁ、旨かった! 皮のパリパリと豚の脂と、玉ねぎ炒めの甘さ、美味さが合わさって実によい味。これはぜひ日本でもやってほしいものだ。

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スモークサーモンのオープンサンド。

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クラブケーキ。蟹をこうやって食べる料理って、日本では蟹クリームコロッケしかないけど、アメリカ型のクラブケーキの方が旨いと思うけどなぁ。

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飯尾君が食べていた、マッシュルームオムレツとベーコン、トーストの朝食プレート。

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ベーコンはきっちりカリカリ。水分注入していない本物だ。オムレツへのマッシュルームの入りようもスゴイ。そして塩気がバシッと効いている。塩の効き目がバターの香りをまた効果的にする。

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このマーケットに訪れる人たちの野菜選びもまあちゃんとしている。

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バジリコなんてもう収穫末期で、葉が茶色くなって花房の着いたやつが並べられているけど、買ってくひとが居る。日本のように消費者が「このシミ、なによ!」と難儀な文句を言うことななさそうだ。

さて橋を渡ってナパへ。雨がすっかり上がって快晴に。

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最初にダリウシュというワイナリーを訪問。ツアーの引率者である今和泉さんが、社長レベルにネゴしてくれていたワイナリーだ。

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お夜食用に、今和泉さんが有名なデリ・ブションにてサーモンのリエットを購入。

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昼食はカリフォルニアの有名な料理学校であるCIAへ。大阪・あべのの辻調理師学校を思い出しました。食前にみた学校のグッズとか料理器具売り場にて、飯尾醸造の紅芋酢を発見。

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海外向けには「BENIIMOSU 」を「ベニーモス」とラテンっぽい名前で販売をしているのだ。

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とりあえずアメリカの文化であるアンガスビーフを食べる。

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CIAの料理はまあ、まあといったところでしょうか。感動はしなかったというのが皆の意見。

そしてこの日最後のワイナリー、素晴らしい立地にあった!