やまけんの出張食い倒れ日記

さちの肉、飲食店でははこんな風に食べていただきました

R7240628

さちの肉の余韻はまだまだ続いています。上は、京都市は一乗寺の焼肉店「いちなん」の孫さんが送ってきてくれたさち肉10%入りのロングソーセージとさち肉のハム。

D70_0096

いちなんは学生に大人気の焼き肉屋さん。居酒屋感覚で、焼肉だけじゃなく色とりどりの野菜や地鶏などいろんなものを美味しく食べさせてくれる店だ。

 

D70_0101

D70_0102

その孫さんが「いま、牛肉のハムに凝ってるんですよ!」という。店の屋上に設置した冷燻機でスモークしたさちの肉のハムだ。

 

P8120149

牛肉のハム、やっぱり切り口は赤い。そしてこれがまたいけるんだ!ピックル液はシンプルなものだと思うのだけど、牛肉っぽさがきちんとあって、豚のハムとはまた全然違う食感と風味。やはり牛の重さがあって高級感が感じられる。

R7240659

ソーセージは軽井沢の本城家にて、炭火で焼いてもらった。パキンと心地よい食感、豚肉に10%だけさちの肉を混ぜていると言うことで、軽やかな味。脂がじゅわっとしみ出てくるかんじではなく、きめの細かいスポンジのように肉が詰まった腸詰め。美味しいです。

さちの肉のハムとソーセージはきっと店でお願いしたら食べられると思うので、京都ご在住の方はどうぞよろしく。

そして東京は銀座・鉄板焼きレストランのGINZA ORIKASAでも、さちの肉を食べられる(もうないかもしれない)。しかもこの店は熊本あかうしや大山黒牛など、餌や牛の品種にこだわった肉を食べることができる数少ない店だ。

 

P8060074

P8060075

熊本赤牛と二戸市の短角牛の食べ比べ。うーむ 熊本あかうしも実にさっぱりしていて旨いなぁ。

P8060077

さちの肉はサンカクバラを送っておいたのだけど、これがまた、黒毛和牛とみまごうばかりのサシの入り方!

P8060079

同席したお二方も「ん、、、赤身肉、じゃあないですねこれは」と笑う。サンカクバラあたりはサシがきめ細かに入るので、まあ仕方がない。普通なら喜ぶところだけどね。
P8060082

ブリスケはこんなふうにさっぱりとたべさせてくれた。うん、こちらはしっかり赤身の美味しさがわかる。

しかも〆のご飯は、雑穀ご飯(二戸市の雑穀だ!)に、さちのブリスケの脂を炊き込んでくれたもの。これに、さち肉の端肉を使った佃煮などがついたものだ!

P8060092

P8060088

P8060094

「もったいないですからね、こんないい肉だから、脂も端肉もつかいきらなきゃ!」

と安井シェフが発案してくれたらしい。ありがとうございました!

P8060100

そしてまだまださちの肉の冒険は続くのです。