やまけんの出張食い倒れ日記

明日から週末まで韓国

に行ってきます。その間メールだけはホテルで受けられると思いますという業務連絡。

それにしても悩ましい秋だ。こんなにすごーいカメラのラインナップになったのは久しぶりなんじゃないだろうか。

■ニコンD7000

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ニコンD7000は買うことになると思う。D700のサブ機として購入したD90はめでたく部下のものになってしまっているため、ホントの意味でのサブ機として活躍してくれるだろう。ものすごいスペック!視野率100%は嬉しい。バッテリーが新しくなっちゃったのは残念。D700と共用したかった。

■E-5

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2年前だったら無条件で買ってたと思う。僕が2年間メインカメラにしていたE-3の後継機だ。しかしこの間、僕はオリンパスのシステムからニコンへと変更してしまった。

といいつつ、本当に好きなレンズだけは残しておいた。50mmF2.0マクロと50-200mm。で、E-3後継機はとりあえず買いましょう、と思っていたのだが、、、

スペックが非常に微妙なのだ! なにがか、というと筐体がほぼE-3と同じ。おそらく金型を共用できるので開発予算を大幅に削減できるからだろうが、これはがっかり。だってフォーサーズは撮像センサーが小さいのだから、せめて筐体を小型にできるという特性を最大限に活かして欲しいと思うのだ。せめてE-620クラスの大きさのボディであって欲しかった、、、

しかしながらそのE-5がはき出す写真はすごい!今回の売りとしてローパスフィルタを弱めたということなのだが、その効果なのだろうか、くっきりはっきりした写真が撮れている!海外サイトですがここをみてちょっと驚愕。これまでもやっとした感じのベールがかかっていたのが、いきなりそんなのが無くなった!という印象だ。これはすごい。

さらにドラマチックトーンというアートフィルタがついて、平凡な写真がものすごくダイナミックになる効果ができた。うん、これいいね。

ということで、E-5はちょっとごねてお願いして試用させていただくことになった。その結果待ちだけど、なんか買っちゃいそうで怖い。

 

ところで最近これから一眼を買いたいんだけど、と言う人から相談を受ける。その多くが「やまけんが使ってるE-P1みたいなミラーレス機ってどう?」というもの。

結論からいうけど、「撮れた写真が重要」ならば、まずは普通の一眼レフ買った方が幸せになれると思う。やっぱり光学ファインダーを覗いて撮影する一眼レフタイプのほうが、技術の蓄積も熟成度もすごいし、完成度が高い。ミラーレス機はまだ産声を上げたばかりだからね。

じゃあ一眼レフで何を選べばいい?と言う話だけど、それは気合いと予算による。全部込み10万円以下で入門用ってことなら、どこのメーカーの入門機を買っても同じじゃないだろうか。近くで教えてくれる人がいるなら、その人が持ってるメーカーのものにすれば、レンズ借りたりできるからそれでいいと思う。そういうのなくて、独学でというなら、、、俺ならペンタックスが狙い目だと思う。

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識ってるだろうけどボディやレンズのカラーを選べるし、性能も非常にいいと聴く。でもこれ使うならズームレンズだけじゃなくて、カラーを選べるDA35mmともう一本、単焦点のリミテッドレンズで攻めて欲しいね。

けれども、色んな意味で「撮ることの楽しさ」を追求したいというならばミラーレス機もありだと思う。僕はオリンパスのE-P1とE-P2を持っているけれども、気軽に持ち歩く時はどちらかを持って行くことが多い。ただ、パナソニックのルミックスG2やGH2も非常によくできたカメラだ。総合的な性能は向こうの方が上かもしれない。ソニーのミラーレス機のことはしらん。俺はソニー嫌いです。

あとリコーのGXRというユニット着脱型のカメラがあることも忘れないようにね。じつはいまや、オリンパスのE-P1を持ち出すことよりも、GXRに50mmマクロユニットをつけて行く方が圧倒的に多い。だって画質がすごいんだもの。ただし広角をとろうとするといきなり性能の落ちるズームユニットしかなかったんだけど、来年春には28mmF2.5ユニットが出ることになった!やった!これでGXRだけで作品撮ろうと思えば撮れちゃうね。ということで、こちらも選択肢に入れておくことをお勧めしたい。

ということでこれから帰って荷造りします。しばらく電話通じません。よろしくー