やまけんの出張食い倒れ日記

MacbookAirにParallels Desktop8を入れて、Win7環境を構築したら、ものすごく楽になって全てが解決した!

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ようやく旅先でもMacで原稿をガンガン書けるようになった!すみません編集者さんスパートします。その前にちょっと息抜きさせてください。

Macbookにして、スリープと復帰が早いこと意外には特に佳かったことはないなぁ、と思っていたのだけれども、表題のようにMacOSの中にWindows7の仮想マシンを構築して、同じ画面上で並列で動くようにしたとたんにバラ色になったのだ。

何が佳いかというと、一番大きいのはデスクトップマシンとのファイル同期だ。僕にとって重要なフォルダは「コンサルティング」「各種原稿」「講演関連」で、この三つが僕にとって重要な仕事の中身だ。実はつい2日前まで、各種原稿フォルダをうまく同期することができなくて、新旧ファイル管理に混乱してて、原稿執筆が遅れて迷惑をかけまくっていたのだ。ともあれ、この三つのフォルダを、デスクトップマシンとノートマシンで同期させるため、メガソフトのACCUSYNCという同期ソフトを愛用していた。Win〜Win同士であれば、このソフトでファイルの新旧を判別して、インテリジェントに同期してくれる。

ここに行き着くまでにいろいろなソフトを試したのだけれども、どうにも上手くいかなかった。Windows2000あたりから、ブリーフケース(だっけ?)という、ファイルを同期する仕組みができたが、僕の場合なぜか上手く運用できなかった。だいいち、連載原稿などは大きな画像も含むので、フォルダ容量がでかい。いまのところ、全て併せて92GB程度になっている。

WindowsLiveMeshというクラウドのサービスがあって、これはWin〜Mac間のファイル同期もできるという触れ込みで、よくやってくれたマイクロソフト!と思いインストールした。しかし、、、こいつがまた、マイクロソフトにありがちな、細かい仕様がどうなってるんだか全然わからない仕組みなのだ。

例えばMac側のこの階層に同期フォルダを作りたい、とかいうのをどうやって反映したらいいのか全然わからない。一度作ったフォルダを消去したいのに、消し方がわからない、などなど。しかもそれで上手く同期できればいいのだが、、、同じLAN内のマシンの同期であっても、どうやら一度インターネットを経由して同期するらしい。従ってむちゃくちゃ時間がかかるし、事務所の光回線でも、使用量が多すぎますよコールがNTTから来てしまいそうだ。

いま、何でもかんでもクラウドでという感じでサービスが拡がっているけれども、僕はGmail以外は使ってない。そのGmailだってPHSやiOS機器でメールを見るために、迷惑メールフィルタが便利だから使っているに過ぎない。

写真をやってるなら、Flickerやればいいのにと言われるけれども、僕がD800で撮影するRAWファイルは一枚40MBあって、それが400枚とかになるのだ。それに撮影時は段階露出とか段階絞りで撮るから、同じ構図の画像がえんえんと連なる。セレクトしてアップすればいいじゃんと言われるかもしれないが、そもそもセレクトに時間がかかるし、そんなことやってまで、いつサービスが終わるかもしれないクラウドに置く意味が見当たらない。

ということで、写真画像データは持ち歩くポータブルHDDと事務所のマシン、事務所のRAID6TB、自宅のHDDに分散している。これでも不安だけどしょうが無い。

脇道に逸れました。そういうことで、Thinkpadを愛用してきた今まではACCUSYNCという同期ソフトのおかげで、デスクトップとノートマシンのフォルダ環境をばっちり一致させることができていた。しかしACCUSYNCはMac用がない。そこで、仮想的にWindows環境を動作させるParallelsに期待したわけである。

しかし、ACCUSYNCの発売元であるメガソフトに問い合わせたら、「仮想ソフトには対応しておりません」ということである。しかも、知らないうちにWebをみたら、もうACCUSYNCの発売が完了している!つまりもうこのソフト、終了なのだ!うわーーー

参ったな、仮想ソフトじゃ動かないのか、と思いながらも、このままじゃ厳しいということで試してみた。幸い僕は今、北海道大学の大学院生なので(笑)、アカデミック版のパラレルスを買うことができる(安い!)。インストールして、これまたパッケージ版を所有しているものの、入れるPCが無く遊んでいたWin7(32bit)を入れる。もちろんナニゴトもなく、あっけないほど簡単にWin環境が立ち上がった。

そんでACCUSYNCをインストールして、ドキドキしながら立ち上げる。最初、デスクトップマシンとつなげる儀式があるのだが、相手のマシンを認識しない!IPアドレス直打ちしても繋がらぬ。うーむやはりムリなのか、、、と思ったが、なぜか翌日立ち上げたら認識した!うわーなんでやねん。

というわけで動機可能になりました。もちろんメーカー保証外の使い方ですが、,,注意しないといけないのは、ACCUSYNCはWindowsのファイルシステムしか認識しないから、PARALLELS用に領域を確保したHDD内にしかフォルダを作ることができない。ホントは、MacOS側にフォルダを作成して、シンボリックリンクをWin側に作成して、それで同期をできればと思ったのだけれども、さすがにムリっぽい。だから、3つのフォルダの中身を使うときには必ずPARALLELSを立ち上げなければならない。ちょっと煩わしいけど、まあそれくらいいいや。そうそう、PARALLELSのHDD領域を拡張する方法をツイッターで教えて下さった方、本当にありがとうございました。助かりました。

これでようやくちゃんと原稿書けます。編集者さんゴメンナサイ頑張ります。