やまけんの出張食い倒れ日記

2013年の振り返り。今年もやっぱり牛肉の年だった。そして来年は、これまで以上に活動します!

いや本当に早い一年でしたねぇ。

いまバーッと2013年のエントリを見返していたんだけど、今年はやっぱりあまり書いている余裕が無かった。いや、それだけでは無く、書けないネタも多かった。というのは、雑誌連載などとのからみで出張し、撮影するということになると、その誌面が出るまではさすがに本格的にブログにアップすることは許されない。従って時期を外すということになり、夏の話を冬にするのもなあ、ということで結局来年送りされてしまったりするワケだ。そういうことで全体的にブログのエントリ数が減ってしまった一年だった。

まあしかし、ブログエントリは減って、他メディアへの登場が多くなった一年ではあった。今年僕が手がけていた連載は下記の通り。

■週刊
週刊フライデー(8月で終了) 講談社

■月刊
きょうの料理 NHK出版
専門料理 柴田書店
月刊食堂 柴田書店
健康保険 健康保険組合
ACT JAあいち中央
大地を守る会NEWS

■隔月刊
やさい畑 家の光協会 ■季刊
みどりの風 セブンイレブン記念財団

■Webメディア
旬食予報 http://www.shunshokuyoho.jp/

これに加えて毎月のコンサル業務、講演などが入ってくるので、もう手一杯の状況だ。そういうわけで、書いている字数は多いがブログに回すことがなかなかできなかった次第。あー、2004年前後の、ブログに割く時間が一番長かった頃が懐かしい。

これに加えて、予告しますが、来年早々に僕と食生活ジャーナリスト二名の仲間との三人で、有料メルマガを立ち上げます。いま食がどうなっているのか?について切り込む内容で書いていきます。ぜひお楽しみに。

さて、今年のトピックを総ざらえすると、「あっ 前編は書いてるけど後編が書かれてない!」とかそういうのがやたらと多い。ゴメンナサイ。なんとか書かなければなぁ。

さて、今年も一年のエントリを振り返ってみます。

まず1月は2012年11月に行ったトルコのエントリから。今年はトルコの年だった!と言っても過言では無いほど、トルコとの結びつきが強くなった一年でした。2013年のトルコ旅行の前に、2012年のトルコ旅行の模様がまだ書き終わっていません(笑)

2月、これも2012年中の出来事だったんだけど、僕の短角牛の子牛であるひかりちゃんが亡くなったことを報告。

自分の牛が、肉にする以外の要因で命を落としたのはこれが初めてだ。実は今年はわが短角牛たちにとって激動の一年だった。これも、年が明けてからゆっくり書こう。

今年はこれまで以上にテレビに出る機会の多い一年でもあった。2月15日放映のフジテレビ「アイアンシェフ」では脇谷シェフvs山田宏巳シェフの対決の審査員に。当日の裏側について書いたこのエントリはずいぶんと色んな人に見てもらったようだ。

2月15日の「アイアンシェフ」脇屋シェフvs山田宏巳シェフ、僕の審議内容を解説します。(前編)

2月15日の「アイアンシェフ」脇屋シェフvs山田宏巳シェフ、僕の審議内容を解説します。(中編)

2月15日の「アイアンシェフ」脇屋シェフvs山田宏巳シェフ、僕の審議内容を解説します。(後編)

残念ながらその後、アイアンシェフは終了してしまった。実は審査員だけじゃなく、番組をサポートしている辻調グループの声掛けでアイアンシェフ食材検討委員というのにも参加していたんだけど、食材選びも結局はテレビ受けするもので決まっちゃっていたからなぁ。見る人が本物志向になっているのに、制作側は無理矢理エンタメ化を進める(芸能人審査員ばっかり)から、視聴率が穫れなかったんじゃ亡いだろうか。

とはいいつつも、実はすごいことがあって、それは今年の初夏にトルコに行ったとき、イスタンブールの料理学校でシェフにまじまじとみられ、「あなた、アイアンシェフに出てたよね!?仲良くしよう!」と言われたこと。『真剣な料理人はあの番組は全部観ているよ!」と言っていたのだ。だからまたフォーマット変えてやってくださいね、フジテレビさん。

4月、ダンチュウ別冊の「料理男子」のお肉特集に、これまでの僕の短角牛を育てたエピソードである「牛を食べるということ」を寄稿。

編集者の神吉さんから「もう、泣いちゃったわよ」と評されたのが今年のトップクラスのよろこびかな。

5月。高知とトルコに行ってました。

高知にて取材完了! この品目が一体何なのかわかった人は偉い! そうとうマニアックなものです。

この作物はハスイモ、高知では「リュウキュウ」と呼ばれているもの。これについては今度しっかりブログでも書いていきましょう。この旅では自画自賛になって申し訳ないけど、いい写真が撮れた。上の写真はNikon D800にSIGMA 35mmf1.4という神レンズで撮影している。自然光のように見えるかもしれないが、ストロボをあてて人物をおこしている。

そして、5月22日からトルコ出発である。

おっと昼ご飯の準備があるので、後半はまたのちほど。