やまけんの出張食い倒れ日記

2月22日(土) 食生活ジャーナリストの会 第23回シンポジウム「非常食から災害食へ」開催します!

毎年開催している食生活ジャーナリストの会のシンポジウム。今年はこんな内容になります。以下引用。

■シンポジウムのお知らせ http://www.jfj-net.com/4053

2014年2月22日 第23回公開シンポジウムのお知らせ

「非常食から災害食へ」

~「置いておく」備えではなく「使い回す」備えを~

2014年2月22日(土)13時30分から
・東京ウィメンズプラザ・ホール
・定員:200名
一般の方…1,000円 学生の方…500円 団体の方(10人以上の団体)…800円

【ごあいさつ】

東日本大震災から3年が迫る今年度のテーマは
「非常食から災害食へ ~『置いておく』備えではなく 『使いまわす』備えを」です。

日本災害食学会理事の別府茂氏の基調講演を元に、
都市型災害発生時における自助、共助、公助について
みなさんと共に考えたいと思います。

詳細とお申し込み方法などは、下記のとおりです。

みなさまのご参加を、心よりお待ち申し上げております。

食生活ジャーナリストの会
代表幹事:佐藤達夫

【企画の趣旨】

「非常食」というと、みなさんはどのような印象をお持ちだろうか。「イザというときのために、一応用意はしておくけど、たぶん自分には生涯用のないであろう食べ物」というイメージ、言い換えれば万が一の時のための保存食。

そのため、「非常食」に求められるもっとも重要な条件は「日持ちがいい」ことである。おいしさや楽しさや食べやすさなどは求められない。代表的なイメージは乾パンと氷砂糖だろうか。

しかし、阪神淡路大震災や東日本大震災では、乾パンはまったくといっていいほど役に立たなかったのだという。「氷砂糖の水分程度で乾パンのようにパサパサした物を食べられない」「寒い避難所で冷たい物は食べたくない」「入れ歯を持ち出せなかった人は固い物は何も食べられない」など、個人個人によって異なるさまざまな要求が突きつけられた。

1日2日のことであれば「非常時なのだからがまんすべき」という論理が通っても、これが3日4日、1週間と続くと、栄養不足で体調を崩したり、中には重篤な症状を呈したりする人も出てくる。また、被災地で生活するのは被災者だけではない。救護や援護に入った医師や消防隊員や自衛隊員たちも、飲まず食わずに近い状態で働かなければならないことになる。彼らの食事も非常食で間に合うのか・・・・。

いま、大災害、とりわけ大都市の大災害を現実的に想定して、これまでの「非常食」という概念を取り払い、本当に役に立つ災害時の食事=災害食はどうあるべきかについて、日本災害食学会理事の別府茂氏の基調講演を元に、考えてみたい。

【基調講演】

別府 茂(日本災害食学会理事 新潟大学大学院客員教授)

【パネリスト】

沼 俊一(板橋区危機管理室防災計画推進課係長)
平川あずさ(食生活ジャーナリストの会副代表幹事)

【コーディネーター】

佐藤達夫(食生活ジャーナリストの会代表幹事)

【総合司会】

村松真貴子(食生活ジャーナリストの会会員)