芦北を訪ねたシェフと生産者をSIGMAのsdQuattroに50-100mmf1.8をつけてウデをプルプルいわせながら撮ったら、最高にポートレートに向くレンズであることがわかった件。

2016年11月10日 from カメラ,出張

_SDI0192

ということで熊本県の芦北に来て、今回はとくに水産の現場を廻った。「うたせ船」は歴史ある漁法で、船を沖に出してから帆を張り、船体を横へ横へと進ませる。そうしながら小さな底引き用の網を投入し、船が横へ進む力を使って底をさらい、特産のアシアカエビを獲る。

 

_SDI0133

底引き網は海底の地形を壊すことから環境負荷が高いといわれるのだが、みたところ実に小さな熊手で、出漁する船も十隻程度しかないようなので、資源量を獲り尽くす恐れはなさそうだ。

_SDI0117

さて今回、ニコン純正望遠レンズの70-200mmf2.8を持っていこうと思っていたんだが、ちょっとこういうときにsdQuattroを持っていって撮影チャレンジだ、と考え直した。こういう、その場その場で臨機応変に機動的に撮る必要のある現場でどれだけ使えるかということを追求したいと思ったのだ。

sdQuattroにSIGMAの50-100mmf1.8を装着すると、まわりのひとが「す、すごいですね」とたじろぐ外観の大きさ・ゴツサになる。そして重い。縦位置で構えるとそのうちプルプルと上腕が震えてくる。ピント合わせはマニュアルにして、AFボタンでピント位置拡大にして追い込む。

それで、うたせ船のマストから海底に伸びる紐を撮影したのだが、上の写真のごとき完璧なピントの写真を撮ることができた。

 

_SDI0136

_SDI0128

_SDI0139

_SDI0143

もうひとつ、このsdQuattroと50-100mmのシステムは、ポートレートを撮るとドンピシャではまるな、と実感。

_SDI0176

どうだこの空気感! ちなみにこの方が漁協の組合長だ。

_SDI0177

ISO200が使える上限と思っているので、シャッタースピードはなんと1/40くらいなのだが、意外なくらいにぴたぴたと停まる。

_SDI0150

組合長の奥様がいらっしゃって、これがまたやわらかなマシンガントークで楽しい。_SDI0186

すっかり釜揚げのシラスを食べ過ぎました。

_SDI0182

ということで、sdQuattro+50-100mmのセット、死ぬほど重いけど持ってきて佳かった!というお話し。