週末の日経プラス1の誌面みた方いますか。この誌面で大人気の「何でもランキング」はクリスマス向けシャルキュトリ特集。業界の方々がブラインドテストをして投票するこの企画、私も審査員を務めました。エモントレーディングの石塚社長やdancyuの斉藤君などそうそうたる顔ぶれ！
で、、、完全にブラインドテストなんだけど、「あ、、、これ俺も関わってるアレだ」というのがありました。それが、熊本の益城町に製造拠点をもつ「マース」のジャンボンブラン。あー、このプレーンな造りはきっとそうだと思ったけど、まあ僕は関係者ですし、ほかにも気になるところがあって、点数はほどほどにしておきました。
なんでかっていうと、僕は他の方々とは都合が合わず、別日にテイスティングにいったんですね。おそらくそれでちょっと日を置いちゃった関係か、バサッと水分が抜け気味だったんですね。
でも、フタを開けてみたらビックリ。
一位になってるじゃん！
よかったですねえ、マジで。きっと、発注があちらこちらから行っていることでしょう。
この「マース」という工房は、熊本の益城に本社をもつ丸菱という会社が、熊本県内の食材を使ってよい加工食品を作ろうという意思を持って建てたもの。ここにドライエイジドビーフの熟成庫もあるのだけど、導入には僕も関わっています。
ここのハム・ソーセージ類は、ほんとによいと思います。冷凍輸入原料は使いません。豚肉も阿蘇で肥育しているもの。ドライエイジドビーフはくまもとあか牛。本当はここのチーズも素晴らしくて、県内の石坂牧場で搾乳された生乳をそのまま運んで、工房内で低温殺菌するので、とてもとても質のよいチーズが産まれる。
「MASHIKI」（益城）と名付けられたこのチーズ、ムチャクチャ旨いので、食べてみて欲しい。国産チーズここまできたね、といえる味になっています。
で、これら製品は業務向けに販売していることが多いのだけど、一般の方も買えます。通販はこちらね。
■sweetkitchen の MARS製品ページ
https://item.rakuten.co.jp/kashizairyo/c/0000001378/
店売りしているところは二軒。いつもぼくがイベントを実施しているホールスクエア福岡とホールスクエア熊本。
とくに福岡店は、商業施設であるキャナルシティ福岡のB1にあり、こんなショーケースで全種類をみることができます。
まあ、ここまできたら、眞貝シェフが眼を光らせているレストランでごはんを食べていって下さい。くまもとあか牛を美味しくドライエイジングできている地元の業者さんは、いまのところここだけだと思います。
ということで、おめでとうマース！