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10月の台風直撃日に、岩手県へ短角牛の放牧風景を観に行った料理人さんが、自分のお店でフェアを実施してくれている。執筆で忙しかったこともあってここで紹介できないうちに終了してしまったところが多くてゴメンナサイ！
横浜にお住まいのみなさんにお勧めしたいのがこの店「肉バル 食いしん坊」。市営地下鉄の片倉町駅を降りたら、ロータリーを抜けてローソン方面にあるいてしばらく行き、左の小路へスッと入ると、横尾忠則さんが好きそうなこんなY字が。
その奥に、「肉バル」の看板が目立つ！
■肉バル 食いしん坊 神奈川県 横浜市神奈川区 神大寺 4-24-3
「肉バル 食いしん坊」を営む望月君は、以前から僕の所有する短角牛を食べるイベントに顔を出してくれ、またセミナーにも足を運んでくれていた。
勉強熱心なやつだな、と思っていたらそれもそのはず、前職は教師だったそうだ。昨年までは、一箇所の店舗に複数の業態が曜日ごとに入って営業するシェア形態のスペースで営業していたが、一念発起し今年にはいって独立。ここに城を構えたわけだ。遅くなっちゃったけどおめでとう！
ここにくる前の前の一軒でガッチリ食べてしまっていたので、軽く、軽～くねということですが、やっぱりこれを頼まないといけません。
はい、いわて短角牛フェア、やってます。いまは二戸市の漆原さんところ短角、てことはいつも俺が育ててもらっているやつが出てきます！
チャコールグリルで時間をかけてやんわり火を入れたブリスケ。クッキリとバラの脂と赤身が分かれるこの部位をあえてローストビーフにするところが食いしん坊たるゆえんですね。添えられたワサビも、これ岩泉のワサビペーストじゃないか！？
「二戸の短角、旨いっす！赤身の味が濃いし、脂をこんなにつけてもぜんぜんくどくないって、お客さんに驚かれます」
と望月君。その調子で、産地によって違う短角の味の魅力を伝えて下さい。
ちなみに、このときは呑まなかったけど、生ビールつぎに関してはあの広島の重富さんに教わっています（笑） そしてご覧の通り、モルトがかなり充実してます。イチローズモルト多し！
あくまで軽くの予定だったんだけど、なんか、〆ご飯のメニューに「焼き豚卵飯」が載ってるんだよな、、、お前、愛媛出身じゃないだろうが～
「あっ それやまけんさんのブログで観て、想像しながら作りました」
とのことなので、流儀としてはシゲハンに近くなっていると思います（笑）通常はたまご二玉、ごはんも多めですが、ハーフサイズでお願いしました。
ちなみに本家はこちら。
いやしかし旨い！
やっぱり食いしん坊だけあります。今治で生まれた僕用にタレをアドリブで甘めにしてくれたのが吉。
あと、小盛りで出してもらったまかないカレーがまた旨い！
もちろん、このときは短角牛スジ入りまくり。（仕入状態によって変わります。ていうか、メニューに載ってない）
いや、ここは素晴らしいね。しかも隣に座った常連さんが同い年（生まれ月まで一緒）で、ガンダム話で盛り上がってしまった。
片倉町の憩いの場、がっつり肉を食べても、シュワッとビールを味わっても、しんみりモルトを呑んでも美味しい肉バル食いしん坊をよろしくお願いします。
あ、短角牛はあるときとないときがあるので、電話で確認してみて下さいな。
