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2005年02月21日

船橋近辺の人は、お勤め帰りに東武百貨店に直行! 島根の純米酒「扶桑鶴」が味わえるゾ!

訂正! 船橋東武での出店は23日ではなく22日まででした!
読んで字のごとく、である。以前のエントリで書いた島根県の素晴らしい純米酒「扶桑鶴」を醸す桑原酒造の大畑専務が上京している。

実は本日、富良野の唯我独尊とラーメン富川のマスターと痛飲した後、弟分の日本酒マスター・工藤ちゃんのお母さんの店にいる大畑さんに会いに行ったのである。

「23日まで、千葉県の船橋東武にお酒を持ってきているんですよ。」

おおおおおおおおおお
なんだか百貨店の催事が続いているなぁ。

扶桑鶴は、数ある純米酒の中でも飛び抜けて上品で気品があり、かつどっしりした骨格も持っている酒だ。個性の強い肉に合わせるなら広島の竹鶴酒造の酒だが、繊細な魚に合わせるにはこの扶桑鶴も非常にイケル!

久しぶりにお会いした大畑専務をみると、昨年のエントリにある、長野のイタバシ師匠宅で痛飲痛食をした際にみかけた時と比べ、頬の肉が削げてハンサム顔になっている!

「痩せました?蔵に入ってるからですかねぇ、、、?」

と仰るが、やはり蔵の仕事は力と頭と心を使う繊細な仕事。相当に摩耗し疲弊するのだろうと思う。ん~ 酒仕込みダイエットか!?

弟分の工藤ちゃんは、先週に桑原酒造に足を運び、扶桑鶴の今年度産をすべて利いてきたらしい。その彼が力強く言う。

「今年の扶桑鶴のポテンシャルはすご~い!!絶対に買いです!」

当然のことだが、日本酒もワインのように当たり年というのが存在する。原料となる酒米の質は年ごとに大きく変わるわけだし、その年の気候により大きく酒質が左右されるからだ。工藤ちゃんいわく当たり年ということだが、その前の「ポテンシャル」という言葉がまたニクイ。

彼はきっとこう言いたいのだ。

「この扶桑鶴は、いますぐ飲むよりも、冷蔵庫などできちんと熟成させて秋以降に飲むと、絶対に旨いですよ!」 と。

そう、日本酒とくに純米酒は「秋あがり」といって、できたてよりも熟成を経てからの方が味に奥行きがでることが多い。ただし、熟成に耐えうる酒、そもそも熟成してみたいと思う酒自体がそんなに無いという状況だ。今年の扶桑鶴は、ぜひとも熟成させたいと彼がいっていることだと思う。うー 飲みたいゼ! けど、23日までに行くの、おいらは難しいかも!

ということで船橋方面にお住まいのラッキーな皆さんは東武百貨店のお酒売り場(どこかは知らないんだけど、、、)に行って、ぜひこの大畑専務を捜し出し、味見をし、そして自分の熟成用に一本買い求めて帰って頂きたい。そしたらぜひ感想書いて下さいね。

Posted by yamaken at 2005年02月21日 01:56 | TrackBack
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