


さて「パトルジャン」での朝食は続くのである。
撮影:青木雄介 オリンパスOM-D ※以降、断りない場合はヤマケン撮影。
撮影:青木雄介 オリンパスOM-D
パン焼きお母ちゃん達の手際は素晴らしい!カメラを向けると、大きく手を振り「オー!チェック!チェック!」という。あ、写真だめなのかと思ったら違った。
「顔作るからシャッター切る前に言え」
ということだったのだ!(笑)

お母ちゃんたち、オーダーが入るとひたすら生地を捏ねて丸め、窯に入れて焼いている。
撮影:青木雄介 オリンパスOM-D
そのパンの種類だが、これが何種もあるらしいのだ。前のエントリに出てきたふんわり厚みのある丸形パンだけではない。下の写真のように薄くのばして中に具材を入れて焼いたものもあるのだ。



これを焼くのはさっきのパンと別の釜。やはり薪の火をごうごうとあてた鉄板で焼くようだ。

生地の表面に油を塗って焼き目をコントロール。

このひらたい棒をつかって器用に生地をコントロールする。

幅があるから、スパンと裏返したりできるのだ。

焼き上がったら、、、

カッターでバスバス切れ目を入れて、、、

挽肉の入った焼きパンのできあがりだ!

このできたて熱々が客席に運ばれてくるのだから最高!

これ実は、いろんな具材を頼むことができる。

肉詰めや野菜だけのものやら、色んなバリエーションを頼んでしまった!

生地はもっちりしていて、パンのようにふかふかはしていない。クレープのようだが甘みはないので、どんな具材が来てもマッチする!美味しいですよぉ、、、
それにしてもトルコでは、どこに行っても粉ものに関する感覚が異様に研ぎ澄まされているような気がする。まず種類が豊富! 日本のパン屋さんは、並んでいるアイテムは多いけれども、ベースのパンの食感とかはだいたい共通している。けれどもトルコのパンは、とにかくまるきり性格の違うパンが幾種も出てくるのだ。そのことごとくが歴史を感じさせる美味しさなのである、、、
ところでこれ↓、僕が大好きな味。

トルコではごくごくスタンダードに食べられている太いソーセージを薄い輪切りにしたのを目玉焼きでとじている。これ、至る所で見かけたが、どこでも外れなし。
それと、卵料理がやっぱり旨いんだよね。

これはプレーンなやつだけれども、たっぷりの油で焼き付ける感じ。

パンと一緒にいただくけど、極めて美味しいたまごです。

ドンドン頼むから、みんながしがしと食べる!

ところで、食事も美味しいけど、みんなの前にある飲み物に注目。

トルコのマンダリンオレンジだろうか、日本のみかんとも北米のオレンジとも全然違う、こっくりとした味わいのみかんのジュースだ。これ、その場で絞ってくれたものだ。

こんな感じで絞りたてを飲むことができる!
そして、、、トルコ名産、ざくろのジュース!

もちろん、フレッシュざくろを目の前で絞ってくれるんですよおおおお


いやもう最高!こんな朝食を毎日食べたい、、、
では、この朝食の様子を、青木カメラマンの写真でふり返ります。
※以降、青木カメラマン撮影

店名:Patlıcan
8. Sk No:152 (İnciraltı Mh), Balcova, Izmir, Turkey





