やまけんの出張食い倒れ日記

23日(日)までの石川明宏さんの写真展「食の物語」は、すばらしき食がうまれる風景と、SIGMAのカメラでなければ出ない写真をみることができる!

僕もお世話になっている京橋のアイランドギャラリーにて、日曜日まで石川明宏さんの写真展を開催している。石川さんは東京スカイツリーの写真をライフワークにしておられることで有名なフォトグラファーなのだが、今回は食。食に関わるデザインワークも多くされている。

じつは僕は、先に調味料マイスターの肩書きを持つ石川さんのご妻君と知り合った。石川さんがご自身のFacebook、Google+で発表される写真をみると、俺には到底撮れないと思う、構成美ともいうのだろうか、に満ちた写真が多い。その作風を踏襲した写真展になるのかと思いきや、、、

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なんと、もっと硬派に素敵な写真ばかり!実際に足を運んで欲しいが、つまり美味しいたべものが生み出される地の風景を撮っているのだ。

しかもね、すごい精細感、空気感。プリントも秀逸なんだけど、いったいこれ何で撮ってるの?と聞いたら、、、

「ぜんぶSIGMAのdpシリーズか、sd quattroです」

えええええええええええええええええええええええ マジ!?

ビックリしましたね! 中でも、順路(ギャラリー入って左側から見ていくのが順番らしいです)の最後の方に出てくる、森の中である花が咲き乱れる風景。ちょっと驚くような表現なのです。思わずプリントを買うことにしてしまいました。僕もこんなふうに立体的に、対象が浮かび上がってくるような写真を撮りたいという念を込めて。

このギャラリーは作品販売をするギャラリーです。小さなプリントでも、買う楽しみというのがありますよ。もちろん、買わずに観て愉しんで帰ってもよいのです。気軽に写真の面白さを味わってみて下さい。画面でみる写真とプリントは違いますから!

石川さん、いい写真展でした。週末ラストスパート、頑張って!