やまけんの出張食い倒れ日記

10月5日、料理人30人を産地に連れていくいわて短角牛ツアー、無事に実施したぜ!4産地の短角牛食べ比べ+3種のドライエイジング食べ比べはいったいどうなったのか!? 後編

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今回は本当にすごい食べ比べだったのですよ。4産地のウェットエイジング(通常熟成)のステーキ食べ比べの後、久慈市山形町と二戸市の短角牛をドライエイジングしたものを食べ比べ。しかも、久慈市山形町の短角は餌違いで二種。

上の肉を観て欲しい。二戸市の短角は一番上、肉色が濃い。時計回りに真ん中の肉が山形町で従来から使われていた国産100%の飼料(小麦ベース)を与えた牛の肉。一番手前にあるのが現在、実験的に育てている高タンパク&アミノ酸多給型の飼料を与えた牛の肉。

これがですね、まったく違う味わいなのですよ!

熟成を引き受けてくれたのは、関東の小売・外食向けにとても強い力を発揮している小川畜産興業!

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高木さん、石田さんに熟成管理をしていただきました。

こちらが熟成中の二戸短角。

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山形町の実験用短角。

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山形町の国産飼料短角。

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熟成期間はおおむね40日。本当はもう少し(あと10日ほど)置いておきたかったのですが、それでもかなりいい仕上がりに!

中村シェフ、素晴らしい焼き加減です!

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さあ、食べて評価してちょうだいっ!

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産地の人達も真剣!

2018-10-15-04-28-29 しっかり食べて評価して貰った後、講評をいただきます。六本木リューズの若き肉焼き!

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山形町短角のユーザーでもあるワンダーテーブルさん。

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日本一美味しいミートソースで有名な四家さん。

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そして、瓢亭・高橋義弘君!あかうしを使ってくれているけど、短角もぜひ観て欲しかったんだ!

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ということで、 ってむちゃくちゃダイジェストだけど、会は終了。このあと、ヌッフ中村シェフの特製サラダ、パスタをいただいて、産地とシェフ達の交流&商談会があって、そしてダッシュで盛岡駅へ移動して、最終の新幹線で帰りました。

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いやーーーーーーーこんな会、もうできねーよ!

と言いたいところですが、また切り口を変えてやりたいですねぇ、、、

まだしていないという方。ぜひいつか岩手に行きましょう!関係者のみなさん、本当にありがとうございました。とくにヌッフの中村シェフ、伊東オーナーに感謝。完璧に焼いてくれてありがとうございました!