やまけんの出張食い倒れ日記

カナダ五輪の開会セレモニーは佳かった!特に、ジョニ・ミッチェルのBoth Sides Now”青春の光と影”が流れた時、はからずも感動してしまった。

佳かったですな、セレモニー。何とはなしに画面を見ていたのだけど、まずはブライアン・アダムスが登場した時にビックリ。「カッツ・ライク・ア・ナイフ」は僕が中学生の頃か!その頃からほとんど変わってない感じに見える!節制してるんだろうな、、、

と、思っていたら!

少年が、黄金色の草原の中にいるモチーフの中で、オーケストラが調弦しているような、通奏低音のような音が。あれ、これ聴いたことあるぞ?と思ったら、、、ジョニ・ミッチェルの”青春の光と影”ではないか!

しかも、1969年に発表された、まだ初々しいフォークシンガーだった頃のオリジナルバージョンではなく、最近になってセルフカバーされたバージョンのものだ。いやーーーこの選曲した人、抜群のセンスです。

ある愛の考察~青春の光と影
ある愛の考察~青春の光と影ジョニ・ミッチェル

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おすすめ平均 star
starA song Joni Mitchell will be remembered for
star実はそんなに好きじゃなかったんだ。
star魅力の声

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ジョニ・ミッチェルは僕が最も好きな女性シンガーだ。いや、男性も含めて一番好きかもしれない。予備校生の頃に、予備校のあった南浦和の図書館で聴いてあまりのかっこよさに衝撃を受けた。その時のアルバムは「逃避行」(Hejira)。そりゃあかっこいいはずだ、だってベースにはジャコ・パストリアス、パーカッションにはドン・アライアス、サックスはウェイン・ショーターが参加してるんだから、、、もう、一発で虜になってしまった。

逃避行
逃避行ジョニ・ミッチェル

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おすすめ平均 star
starもはや神業
star研ぎ澄まされた刃のような音の衝撃

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さらに、下記のライブアルバムには、なんとギターにパット・メセニー、キーボードはライル・メイズという黄金コンビも参加。パットのソロでは、バリバリの若いパットが弾きまくってます。DVDにはジャコの独り多重録音ソロも入ってる。

Shadows and Light
Shadows and LightJoni Mitchell

おすすめ平均
stars2枚組です
starsさすがジョニ
starsなぜ1枚なの?
starsやたらジャコ参加ジャコ参加とうるさいが、
starsジャズボーカル

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ただ、この頃好きだったのはもっぱら70~80年代のジョニ。円熟期ともいえる90~2000年代のアルバムは、もう彼女のキャリアとしては終わりにさしかかっている気がして、いまひとつビビッとこなかった。

しかし、このセルフカバーアルバムである”ある愛の考察~青春の光と影”は、最後に収録されているタイトル曲「ある愛の考察~青春の光と影」のためだけにでも買って損のないアルバムだと思う。それだけ、この曲のオーケストレーションは美しい。ジョニの声も、オリジナルバージョンのような高い音域に伸びるものではなく、低い位置でささやくようなヴォイスだけれども、それがまた見事にはまっている。

この曲が流れ、少年が草原を走り出し、ワイヤーで宙を飛ぶカナダ五輪オープニングセレモニーの演出は実に感動的だった。あれ、生で見たかった。

いやほんと

ジョニ・ミッチェルをまだ聴いたことがない人は、損をしている。聴いた方がいい。すんごいいい女なのだ。

ところでなぜジョニの曲があの場に流れたか?

ジョニはカナダ出身なのだ。彼女については、とーっても色んなストーリーがあって、一つのエントリだけじゃ書ききれないけど、いろいろな経験をしてきた女性なのである。

あー 明日、CDを片っ端からかけてしまいそうだ。