やまけんの出張食い倒れ日記

宮崎空港編 お待たせしました、これがこの夏のキラーコンテンツ「カレーチャンポン」!文句なしに旨くて愉しい逸品なり!

D70_0468

ということで、宮崎空港ビルのレストラン部門は凄い!と書いたわけだけど、ツイッターでも「私もそう思う」という人がレスをくれて、やっぱりそう思ってる人はいたんだなぁと再認識。

帰ってからWebを観てみたら、なんと3Fレストラン「コスモス」は創業が昭和37年!そしてそのときから手造りカレーを作り続けているということなのだ。いや、頭が下がります。

で、この手造りカレーの伝統と、宮崎空港のユニークなポイントでもある「なぜかちゃんぽんが旨い」というところをミックスしての素晴らしいメニューがこれ写真の「カレーちゃんぽん」だ。 書いたと思うけど、総料理長が長崎出身だったということで、宮崎なのにちゃんぽん屋を出している(1Fにあります)。そこと3Fコスモスのコラボというわけだ。

 

image

1000円もするのかよ、と思うことなかれ。それだけの内容だと僕は思う。スープのベースは、1Fのチャンポンスープだと思うが、そこに手造りカレーを溶かし込み、そのほかいろんな味をぶちこんで出来ている。最大のポイントは上にかかっているラー油みたいな、もしくはカレーペーストみたいな茶色い粘性のありそうなソースだ。

D70_0468s

これなんですか?と訊くと、わざわざ「コスモス」の調理場から来ていただいた料理人さんが教えてくれた。

「これはですね、いつもガンジスカレーを仕込んでいるわけですが、煮込んでいると上の方に脂が浮かんできます。それをすくって別鍋に貯めて、そこにラー油的な原料を入れて加熱して作った、いわばカレーラー油ともいうべきものなんです。」

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

それは面白い! カレーやシチューなど煮込み料理をしていると、油分が分離して上に浮かんでくる。普通はそのまま混ぜちゃうわけだが、それはもったない。実は油には、水だと溶け込まない香り成分が溶け込む性質がある。カレーに使うスパイス類の多くが水溶性ではないため、この油を使うという発想は実に理に適っているのだ! この油分にはカレースパイスの香りがギュギュギュギュッと溶け込んでいるのである。

で、このカレーチャンポンもいただいたわけだが、もう文句なしで実に美味しいのである。ここに至るまで冷や汁やらチキン南蛮やらを何杯も食べてて、腹一杯になりかけているのに、けっこう啜り込んでしまった。野菜がターーーっぷりはいって、麺も存在感があるので、ボリューム的には十分だ。

しかも、そこにご飯がセットについている。これが第二のポイント。

「このご飯に、チャンポン麺を食べ終わったスープをご投入ください。一杯で二度楽しめる、というわけです」

D70_0471

これは、、、 もう文句なしですバイ! 実はこの二日後の帰京の便に乗る際、俺は空港にきてすぐさまコスモスへ行き、ビーフカレーを食べた。ガンジスカレーではないカレーを食べてみたかったからだ。結果、やっぱり「ガンジスカレーの方が旨い。従って、カレー目的なら2Fのカフェ「カンナ」にいった方がいいと言う結論に。ぜひコスモスでもガンジス出してください~。そしてその後、カレーチャンポンをオーダーしてしまった!ウェイトレスのお姉さん、ちょっとビックリしてた(笑)

冷静に自腹でカレーチャンポン食べてみたけど、実にオリジナルな味です。やっぱり旨い。カレーを溶かし込んでいるせいか、スープを飲むとすこし粉っぽく感じる。ルーが溶け込んでいる証拠だが、それも食べ進んでいくと気にならない。そして上にかかったカレーラー油が利いている!これは夏限定メニューではなく、通年メニューにしたほうがいいでしょう。だってこれから涼しくなってきた時に食べたいもん。もう、汗だらだら。

ちなみに夏限定メニューもう一つが冷製パスタ。

D70_0461

なんとこの皿に使われているトマトは、空港ビルディングがきちんと生産者と契約取引をしている。市場から安易に調達するのではなく、自分の足で仕入れ先を開拓する姿勢がすごい。ちなみにこのトマトを使ったカレーやトマト鍋の素が、レトルトでも提供されている。もちろん空港ビルディングのガンジスブランドとして商品化されたものだ。

D70_0474

冷製パスタ、こちらは汗をかくこともなく(笑) ひんやりして美味しい。食欲が落ちたけど、火を通した野菜が食べたい人はどうぞこちらを。

D70_0462

ということで、宮崎空港ビルの和洋の料理人さん達と交流できた、実に有意義な時間だった。そういえばさきほど、空港ビルの方から「やまけんさんのブログ後、カレーを食べにカンナに来たというお客様が数人確認されているようです」とのこと。ガンジスカレー、いかがでしたか?ツイッターにでもぜひご感想書き込んでください。

D70_0407

2Fに戻り、お土産売場を一回りする。ここでもお薦め商品があるのだという。

D70_0490

D70_0481

これが、椎葉村の生産者グループによる、納豆に麹を合わせ、人参やダイコンの千切りと合わせて発酵させた「だんだん納豆」。

ん?そのコンセプト、どっかで観たことがあるぞ、、、と思ったら、昔書いたこれ!大分県佐伯市の、糀屋本店で浅利さん親子が作っている糀なっとうと実に似ている。ちなみにこの糀屋本店は最近、塩こうじでブレイクしている。よかったよかった。

D70_0506

ただしこちらのほうがいくぶんか発酵が抑えめ。その分、発酵ものが好きじゃないような人にも食べやすい万人向けな味だ。具材の食感も残っている。これを3週間とか置いておいたら、もっと発酵が進んで上級者向けの味になるのだろうか。

それと、宮崎県農業会議の杉田さんお薦めのお土産がこれ。

D70_0486

「かつお花」というこの商品、なんと350円で、白飯が10杯は食べられちゃう、素晴らしきカツオの味付けフレーク。

何が素晴らしいかって、この潔い裏面表示をみてください。

D70_0487s

かつお節・ゴマ・醤油だけですよ。これ、杉田さんの審美眼に感謝。実にお薦めです。うちはいつも5パックくらい買って帰っています(笑)

1Fに降りて、空港に隣接したJR宮崎空港駅の方へ歩いて行くと、以前は航空会社のカウンターだったところが、公募テナントのスペースになっている。

D70_0494

あっ へべすが売ってるじゃないか! 実は東京や大阪に行っていた宮崎の人が、飛行機を降りてからここで買い物をして市内へ戻るということがよくあるそうだ(笑)

D70_0497

ということで、宮崎空港ビル、なかなかにすごいでしょう?宮崎を訪問する人にはぜひ、11時半くらいに到着する便で行って、3Fのコスモスか夢かぐらにてご飯を食べて、ぶーらぶら遊んでみて欲しい。そして帰り便の一時間前くらいに到着して、1Fのチャンポンか2Fカンナにてガンジスカレーを食べ、お土産コーナーでかつお花を購入。余裕があったら到着ロビー内で鯛の冷や汁を食べてから飛行機に乗る。こんなルートを、心からお薦めしたい!

宮崎空港ビルの皆様、大いに遊ばせていただきまして、本当にありがとうございました。ご当地冷や汁企画、ぜひ前進させてください!

PS いま空港ビルのMさんからメールいただきました。

余談ですが、宮崎空港の直営店は
1F「ちゃんぽん亭」ちゃんぽんの専門店 「パーム」フレッシュジュースが飲める店
2F「カンナ」喫茶(ヤマケンさんが大好きなガンジスカレーが食べれる店)
3F「コスモス」レストラン カレーちゃんぽんや極ラーメンなどこだわりの料理が食べられる店
「夢かぐら」居酒屋風郷土調理の店(冷や汁の食べ比べができる店)備長炭で焼いた地鶏が食べられる店
「わたつみ」宮崎どれの新鮮な魚を使った鮨の食べられる店
「マリィリア」ビューラウンジ美味しいコーヒーが飲める店

宮交シティ 2F「味のガンジス」空港オリジナルのカレーが食べられる店

がございます。ご参考にどうぞ!

とのことでした!