やまけんの出張食い倒れ日記

トルコより凄腕シェフ二名来る!しかも超絶美味の乳製品カイマックとともに現れる、、、5月18日より汐留ロイヤルパークホテルにてトルコ料理ランチビュッフェが始まるぞ!

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昨晩はトルコから来日したシェフ二名、ネジャット氏とイスマイル氏の接待(笑)こういう時に連れて行くのは、広尾の「山藤」に決めている。この国で栽培・生産方法にきちんときをつけた海と山の幸をシンプルに食べさせてくれる店だからだ。

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左がネジャット。イスタンブールのヒディブ・カスリの料理長を務めるシェフである。そして右側が僕の兄弟分であるイスマイル。こいつは俺の目をじっとみつめながら、ネイティブなトルコ語でぐいぐい話しかけてくる。その迷いのなさに、俺はトルコ語は一切わからないんだということを言う気も無くなるのだ(笑)

ご参考:MERHABA Türkiye!! Part20 イスタンブール観光するならここには絶対に行け!荘厳な宮殿Hidiv Kasrı(ヒディブカスリ)で夢のような朝ご飯。ここのシェフが来週から来日、トルコ料理の神髄を披露しに来てくれるぞ!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2013/05/merhaba_trkiye_12.html

さてそのネジャットが「ケンジ、これ持ってきたぞ!」とお土産にくれたのが、、、なんと、僕がトルコ編の中で繰り返し「これ、超絶旨い〜!!!」と訴えてきた「カイマック」である!

カイマックは、正確なことはようわからんのだけど、ヨーグルトに浮いてくる油脂を集めて固めた、いわばヨーグルトの湯葉みたいなものらしい。けれども、あまりサワー感はなく、実にクセがない乳脂肪の塊。クセが無いということは味が無いということかと思うとそうではない!それどころか、実にとてつもなく高貴な風味があるのだ!

ということで、今朝の朝食がこのカイマックと、一緒に持ってきてくれたゴマパンのスミッツ、そして後で書くが、トルココーヒーのセットも持ってきてくれたので、この御三家である!

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スミッツにカイマックをぬりぬりして、蜂蜜をとろーり。

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ぽとぽと落ちちゃうけど、蒸しして頬張る!

スミッツの小麦が焼けた香ばしさを感じたのち、舌にひんやりしたカイマックがあたる。乳脂が瞬間的に溶け、味蕾に「カロリーだよ」とささやく瞬間、脳内に快楽物質が発生するのか、とてつもない快楽を感じる!そこに蜂蜜のゴージャスな甘みと香りが混ざり合い、これぞ王侯貴族の味という感じである。

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とにかくこのカイマックについては、食べてもらわないとその味を形容することが難しい。しかしカイマック、製造日から5日程度まででダメになってしまうとのことで、輸入には向かないシロモノらしいのだ。しかもかなりの高級食材。

だからまあ、ぜひトルコに行きましょう(笑)

さて皆様に朗報。5月18日(土)より、汐留のロイヤルパークホテルのレストランにて、トルコ料理ビュッフェが開催される。料理指導は前述の二人で、彼らは今週末で帰っちゃうけど、彼らのレシピを忠実に再現した料理が並ぶはずである。僕は16日にレセプションがあるので行ってきます。んで、お薦めできるかどうかをまたここに書きましょう!

ということで、ネジャット、イスマイル、日本を愉しんでくれ!