やまけんの出張食い倒れ日記

Nissin i40のちょっとした、でも結構びみょーな欠点。それは見分けがつかないこと。でも、スレーブ機能が賢いので許す!これから二台かついで撮ってきます。

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本日これから、都内某所のレストランで、とある週刊誌用の撮影をしてきます。モノブロックストロボを使うか、それともクリップオンでいくかおとといあたりから迷ってたんだけど、クリップオン3灯で行きます。

写真は昨日おつたえしたi40二台ですが、ここでクイズです。この二台はおなじi40なのですが、微妙に違いがあります。ストロボの先に着けたアタッチメントが違うと言うことではなくて、あくまで本体側で何が違うかわかりますか?

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分かった人もけっこういると思いますが、、、

正解は背面の右上に書いてある「ZOOM」以降のズーム距離が違う。右は12-53mm、左は24-105mmと書かれているわけです。

これどういうことか?といいますと、右側がフォーサーズ用で左側がニコン用ということ。フォーサーズは35mmフルサイズのカメラセンサーの1/2のサイズ。だからレンズ焦点距離も1/2になります。12-53mmを二倍にすると、24-106mm。そういうことなんですね。

でもね、i40のボディを見て、ここの部分以外で「こっちがニコン、こっちがフォーサーズ」と識別できるシルシがないんですよ。てことは、もしかするとニコン用とキヤノン用は、並べると見分けがつかないんじゃないか!?

これ、けっこうな問題だったりして。Nissinさんが思ってるよりも、複数マウントのカメラを使用している人って多いと思うんだよね。だから、i40の刻印の後ろにNとかCとかFとか書いていた方がいいような気がします。

ちなみに今日はニコンD800で出撃するのですが、なぜフォーサーズ用も持っていくか?

このストロボほんとよくできてると思うんですが、他のストロボが発光した際にそれを感知して発光するスレーブ機能がついてます。「いや、スレーブ機能は普通あるでしょ」というなかれ。各社がワイヤレス発光させる場合、一度コマンダーとしての本体側ストロボがプリ発光をして、その後にコマンドを受け取ったスレーブ側ストロボが本気の発光をします。一般のスレーブ機能は、このプリ発光を受け取った段階で「おっ!きたきた!」と判断して発光してしまう。つまり、シャッター幕が開いたときにはもう発光が終わってて写らないのです。

しかし上の写真の右側のi40の左側ダイヤルがセットされた「SD」というところ(スレーブ・デジタルってことですかね?)。ここにしておくと、ちゃんとワイヤレス発光時に合わせて光ってくれるのです!

それをさっき確認して、にっひっひ、使えるじゃんとニンマリしていたのでした。

では、そろそろ着替えて撮りに行ってきま~す。