やまけんの出張食い倒れ日記

マイクロソフトの Onedrive for Business、あともう一歩お願い! クラウド上でzip圧縮・解凍ができるようになったらデータの受け渡しがやりやすくなって快適なのですが!

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学生時代に、悪名高きジョン・スカリー時代のMacを使い倒してきた私でしたが、卒業後シンクタンクに入社して以降はずっとWindowsマシン、そしてマイクロソフトのOfficeを使うことに。

普通だったら「Windowsってなんて使いにくいんだ!」と叫ぶところだろうが、まったく逆で、Windowsのほうが使いやすいじゃんと思うことばかり。まあこれは個人差だと思うんですけどね。数年前に期するところあって一瞬(1年半)MacbookAirを使ったけれど、最後まで違和感払拭できず、Windowsに戻ってきています。

マシンはほぼずっとThinkPad。トラックポイントがある生活に一度慣れると、もう戻れません。

先日、ThinkPadの入れ替え時に、Windows10導入機になってしまうこともあり、試したかったことを実行。それは、ドキュメントフォルダの中身をすべてクラウドと同期してしまうこと。

マイクロソフトのOffice製品はoffice365というサブスクリプション制(買い切りではなく、使用料を月や年単位で払う方式)の課金が標準になってきていて、今ではスモールビジネスというのを使っています。年間に¥11,664で、なんと5台までofficeアプリをインストールできるのですよ。2~3人の小規模の会社であれば、最も安くOfficeアプリを使用できる環境でしょう。

そして、当初あまり期待していなかったのですが、使ってみたら一番「素晴らしい!」となっているのがOnedrive for Business。いわゆるクラウドストレージですが、一般向けのOnedriveとは別の仕組みになっていて、for Business の場合、1TBまで使用できます。

私の画像ファイルのストレージはすでに8TBのHDDを使わないと厳しくなっているので、全てをクラウドでバックアップすることはあきらめています。が、それ以外のドキュメントフォルダは全てアップしても余りが出る。ということで、Onedrive for Businessにデータをすべてアップロードすることにしたわけです。

実はOnedrive for Business、昨年からアプリが新しくなっていまして、旧バージョン(アップできるファイル数に上限がある)と混在している部分があり、満足に使用できるまでにかなりハードルがあります。でも、それを超えてしまうと実に快適。

いちばん快適なのは、デスクトップとノートマシンの同期がこれでできるから。以前は同期ソフトを使っていたのですが、それもすでにサポートが終了してしまいました。こわごわとOnedrive for Businessに移行したのですが、こちらの方が便利!

片方のPCでファイルが修正されると、知らぬ間にクラウドにその修正が加えられるので、もう片方のPCを開いてしばらくしたら、ローカルのデータに修正が反映されています。もしなんらかの不具合で反映がされていない場合も、クラウドのOnedriveページを開いてそちらをダウンロードするという荒技もあります。

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あと、記事を執筆し編集者とやり取りする際にも超絶便利。私は、テキストも書くし写真も撮影する、一人二役の執筆者です。編集者に渡すデータもとにかくデカいのです。いままでは業務用サーバーにFTPでデータを上げてダウンローダブルにしていましたが、これだとサーバの容量も食うし、だいいち外でデータをアップする際に、1枚5MB×10枚とかになるとそれだけで50MB。いま連載を9本持ってるので、毎月のデータ通信量がドカンと増えてしまうわけです。

ところがありがたいことに、Onedrive for Businessのクラウドにあるデータは、ユーザ以外の人がダウンロードできるようにリンクを生成できるのです!

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ここで取得したリンクをメールで相手に知らせれば、相手はOnedrive上からダウンロードできる。だから、FTPサーバなどを経由しなくてよくなるわけです。

いやそれならギガファイル便とかfirestageとかの、大きいファイルを送信するためのサービスを使えばいいと思うかも知れませんが、あくまで外出先からだと、一度それらのサーバにアップする必要があるので、データ通信量を喰ってしまいます。

Onedrive for Business、便利です。しかし、もう少し頑張って実装して欲しい機能があります。それはなにかというと、クラウド上にアップしたファイルを、管理画面からzip圧縮・解凍できるようにして欲しいということ。

どういうことかといいますと、例えば先のように編集者に画像をダウンローダブルにしたい場合、一枚一枚の画像のリンクを作ってというのは、数枚ならまだしも5枚以上になると面倒です。その場合、たとえば5つのファイルを選択して一度にダウンロードできるようにできたら楽なのですが、そうした機能はどうやらなさそうなのです。

※ちなみにTwitterでご指摘いただいた通り、フォルダ全体を共有することは可能です。最初から相手に向けたデータをフォルダに全部入れて準備できるのであれば、その機能を使用すればOK。ただ、ここではフォルダ全部だと都合が悪い(関係ないファイルも多々ある)場合のことを書いております。

じゃあどうしているかというと、結局はPCで数枚の画像を圧縮したファイルを作り、それがアップロードされるまで待って、リンクを取得するという手順になってしまっています。

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これだと、あまり意味がないのです。

ということでOndrive関係者にお願い。zip圧縮・解凍機能をつけてくれませんか?もしくは、複数ファイルを一度にダウンロードできるリンク取得の方法を作成してもらえませんか?

これができたら、ほんとうに便利。評価が上がること間違いなしと思うのですが、、、

よろしくマイクロソフト!

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