いやーやっといけた行けた。Columbia8にやっと行くことができました。もちろん大阪のカレー水先案内人はこの男。
悪友のニシガイチです。大阪に行くときは必ず「どっかカレー行こう」と呼び出します。たいていの場合「おうっ」と来てくれるので、きっと暇を持て余しているのでしょう。
この場所、わかるひとにはわかりますね? そう、大阪スパイスカレーの源流といわれリスペクトされる「カシミール」に並ぶ人たちが向こうに見えます。このとき12時だったんだけど、店の前に「仕込みが終わらず13時半くらい開店になります」と書いてあったんですわ。えええ~ それなのに並ぶの!? 大阪のカレーファンは熱い!
こちら、いとも簡単に宗旨替えです(笑)
「おう、こないだ行けなかったから、コロンビア8行こうや! おう、やっとるやっとる」
とニシガイチ。
12時半の段階で、5人待ってました。僕らが入ってからも5人位待っていた。たいがい人気店です。
Columbia8については、検索したらもう死ぬほど出てくるから説明要らないよね?とにかく大阪のスパイスカレーといったら上位に出てくること間違いない有名店です。僕はわりとニシガイチのせいで、かなり薬膳系なマニアックな店から入っていたようなので、これが初回になってしまった。
キーマと野菜カレーが軸で、その二つをあわせたミックスと、辛さを加えた花火やレッドというバリエーションがある。僕は初めてなのでミックスカレーをば。ニシガイチはキーマ。
店主さんだろうか、初めてでも軽やかなトークでまったく緊張させない。
注文とる間もバササササッと、同店の特徴であるパウダースパイスのダイナミックがけをしている。
「おお、これが、、、」
と魅入ってしまった。
来ました!
「うちのカレーは揚げたシシトウがポイントです。このシシトウを齧るとちょっと苦い。その苦みにチューニングしたソースになってますんで、シシトウをかじってカレー、かじってカレーというので味わって下さい!」
ということを、おそらく何万回も説明しているであろうナニワ名調子で教えてくれる。楽しいね!
えーとですね、もう素晴らしく美味しい!
とく気の利いたこといわんでいいでしょう、このカオスなビジュアル通り、色んな粉、いろんな香りがいりまじった味わいのカレー。ただ、二種のソースはどちらも実に優しくて、尖った風味ではありません。旨みマックスという感じでもない。ただ、その存外に優しい味わいのカレーがパウダースパイスの香りによって増強されて、口の中で調味されてちょうどよい塩梅になる。
具材によくソースを吸った大根が刻まれているのだが、これがまたカレージュースを染み出しながら砕けてくれて美味しい。
時間差で供されたマンゴージュースがまたこのスパイス感に合う。いやー本当においしいな。で、これをふまえて次回はキーマにしようと思います。キーマの肉の旨みオンリーでわしわしと食べ進みたい。
ガイチ、今回も水先案内ありがとう!