さて、宴は続きます!
■帆立貝とそのムースのガレット、マッシュルームジュのソースとマッシュルームジェラート
ホタテをソテ-してブリオッシュでサンド。八幡平マッシュルームをスライスしてのせ、肉のジュ(フォンドボー)&乾燥マッシュルームからとったソースで合わせた。またマッシュルームでジェラートを作り、多層的なマッシュルームの香りをつけた。松本シェフ×江森シェフのコラボレーション。
八幡平マッシュルームは、競走馬としての生を終えた馬を八幡平で飼い、その馬糞を完熟させた堆肥で栽培したもの。三陸の帆立貝の火入れは、生々しさが残りつつも火が通ることで旨みが最大限に引き出された絶妙さ。そして、江森シェフによるマッシュルームのジェラートが、デザートとしてではなく、旨みあふれるソースとしての活躍をしている!
■仔羊のロースト 林檎ロースト、ラヴィオリ添え
林檎はサンファームのあかねを使用。仔羊は岩手県の江刺で育てているやながわ羊。焼きリンゴのさわやかさと酸味が軟らかで脂を含んだ仔羊に変化を与えてくれている。
そして、この日僕の中でベストの一皿がこれ!
■仔羊バーガー、林檎のスパイスを効かせたコンフィチュール
やながわ羊の肩肉などをミンチにし、ハンバーガーに。
全粒粉バンズに、仔羊パティ、ピクルス、林檎ジャム、雫石チーズ工房のフロマージュブランであえたコールスローを挟んだ。
江森シェフが作る林檎ジャムは、羊肉に合うように、サンファームのブラムリーにクミン、ガラムマサラ、シナモンシロップを入れたスパイスの香り豊かに仕上げている。松本シェフ×江森シェフのコラボ!
文句なしに美味し~い! てのひらサイズのこのバーガー、フルサイズで食べたいぜ!
江森シェフによる黄色くスパイシーなリンゴジャムと羊バーグの相性が素晴らしい。これ、売れますよ、、、
そして江森シェフの力の入るデセール。
■夏イチゴのスパークリングスムージー
リアスターファームの夏イチゴ「信大BS8-9」とパッションフルーツ、炭酸水を使った、一口サイズのお口直し。
ゴメン!写真撮れなかった!
■岩手県産木苺とルビーチョコレート
アヴァンデセールは、サンファームのフランボワーズ(木苺)をソルベに。ソースにもフワンボワーズビネガーと合わせて生の木苺を使用。
下にピスタチオ主体の4種のナッツをルビーチョコレートでまぶしたチョコクランチをしいている。
■松原農園のナイアガラとシャインマスカット バシュラン仕立て
メインデセールは、松本シェフ定番のアヴァンデセール、フロマージュブランのオリーブオイルかけをコラボでアレンジ。
雫石チーズ工房のフロマージュブランのババロアに、中に木苺を忍ばせたバニラアイス、メレンゲ、松原農園のシャインマスカットのスライスを重ね、トップには松原農園のナイアガラのジェラート。
■プティフール イチゴのチョコレートがけ、岩手県産カシスのティグレ
リアスターファームの夏イチゴ、信大BS8-9をセミドライ加工しチョコレートかけに。サンファームのカシスを使ってティグレに。一口ずつ。Les racinesのハーブティーとともに。
いやーーーじつに11皿! 駆け抜けました、、、
各会から集まっていただいた皆様に感謝!
そうそう、言い忘れてましたが、ドリンクは全て岩手のワイン、ノンアルも岩手のジュース等でペアリング!
生産者とみなさんの交流の一時!
いやー駆け抜けましたね。私と、担当のK本は翌日、完全ダウンしておりました。
二人のシェフ、三人の生産者さん、岩手県、そして列席いただいたみなさまに感謝! ありがとうございました!