我が家のSIGMA fpですが、とうとうここまで来ました(笑)
fpを動画機として使用する際に、内蔵マイクを使用し、ウェブカムモードでオンライン会議用に撮影する「だけ」なら、とくにカスタマイズは必要ありません。USBケーブル(3.0以上がいいと思う)を刺してPCに繋げばそのままウェブカムです。
けれども、人間の欲は果てがないのです。
Webカメラとしての使い方ではなく、動画もきちんとやっていこうかなと思った瞬間に、マイクをグレードアップしたくなる。自撮りをするにしても他撮りをするにしても、外部モニタが欲しいなぁとも思ってしまう。そうなると、カメラボディにあれこれくっつける必要がでてきて、素のままだと難しいということになります。
その解決策がケージです。
SmallRig Sigma fp専用ケージ シグマ SIGMA fpカメラ用ケージ CCM2518
このように、色んなものを接続するためのネジ穴が空いたケージを取り付けると、カメラの機能を大幅に拡張することができる。ケージだけでは取り回しに限界があるのと、シューマウントを増設したかったので、ハンドルも購入。ケージ無し運用のことを考えて、ネジ止めではなくフラッシュ取り付け用のシューに固定できるハンドルを購入しました。
これを装着するとこうなります。
ここに、ビデオグラファー御用達のRODEのマイクを装着。
■RODE VideoMic Pro+ コンデンサーマイク VMP+ https://amzn.to/3cHz81K
5万円以上するのかと思ったら3万円ちょっと。それならこの際なので投資ですね。
また、Webカメラとして使うなら手元PC上に自分の姿が映るけど、そうじゃない場合、ちゃんと映っているかモニタリングする必要がある。ということで、外部モニタも高くないものを買いました。
Feelworld F6 Plus 4K HDMIフィールドモニター 5.5インチ
そんでこうなったわけです。
あ、この写真にはモニタとカメラを繋ぐHDMIケーブルを着けていませんので悪しからず。fpのHDMIはD型と呼ばれるマイクロ端子なのでお間違いないよう。もうひとつメイン機であるニコンZ6のHDMI端子はなんとC型のミニと呼ばれる端子。互換性がないのでケーブルも別々に買わなければならないのが痛いです。また、モニタ背面のソニーF型バッテリーも別売りですのでご注意を。
さて、もうひとつ、重要な買物をした。fpをWebカメラとして使いたいならマストバイだ。
SIGMAのオンラインショップから購入しました。そうするとこんな風に「会津から真面目に送りました」という感じで届きます。箱をあけてもすべてにおいて真面目さがみえるのです。僕は会津のSIGMA本社に行ったことがあるから、いろんな光景が目に浮かんでくる。
開けると、いまならもれなくSIGMAオリジナルのクリーニングキットが着いてくる!嬉しいじゃん。
さて購入したのはこちら。ACアダプターSAC-7Pだ。
fpをバッテリーで駆動していると、バッテリー一つで1時間くらいはもつのだが、いきなり電圧が下がるのか、カメラが強制的にオフになっちゃったりする。交換すればいいんだけど、バッテリー消耗もするわけだし、できたらAC駆動させたいと思っていたのだ。
amazonを探せば中国メーカー製の、安いのも出ている。けどね、、、電源部って、とてもデリケートでしょ?僕は純正使わないと怖いと思っちゃったんですよね。
バッテリーの形状をしたカプラーにACアダプターを接続。
fp底面のバッテリー室に入れます。ケーブルをしたまま蓋を閉められるの?と思うかもしれませんが、、、
ちゃんとこのケーブルを横に逃がすためのゴムパーツが最初から着いているのです。
ほら、キッチリ閉まりました。先ほどのリグを装着することも可能!
さっそく電源を入れると、拍子抜けするほどふつうに電源が入った(それが当たり前なんだけど!)。
ちなみにもうこの状態で何度もつかっているのだけれども、、、おそらくバッテリーを使用するより、熱が発生しない!バッテリーはやはり放熱するのですね。AC駆動だと、1時間駆動させても、ヒートシンク部は熱くなりません。fp自体の寿命も延びそうだ。
ということで、fpをWebカメラとして楽しむにも、動画機として楽しむにも、拡張すると楽しいよ!ということでした。