さて、今回の筑後・八女の取材は、とある郷土食についてのもの。この地域の女性グループにお集まりいただき、料理をしてもらうという算段だ。そうしたら、、、
「当日のお昼ご飯も準備していただけるとのことなんですよ!」
というではないか! なんとありがたや、、、
そこで当日、八女市の歴史的な建造物である旧八女郡役所に足を運ぶと、すでにこの地の郷土食「だんご汁」が!
だんご汁、熊本県のものが有名だけれども、じつは筑後でもよく食べられている。小麦粉に塩を混ぜて練ったものを野菜の汁にいれるものだが、そのだんごの形状はすいとん状のもの、丸めたもの、薄く伸ばしたものなどさまざまだ。
ああ、これこれ、これだよなあと思いながらだんごをいただく。と、、、
「今日はね、ちょっと贅沢に、栗団子を用意しましたよ」と。
え、栗?
これか!!!!!!!!!!
かぶりつくと、、、
なんと栗の実がまるごと!
ホクホクして香りある栗が団子になっているなんて、、、だんご汁の味噌味ととても相性がいい。
おいしい!
いやー、もうこれで取材、終わりでいいか、と思っちゃうくらいにすばらしい昼餉でした。
なお、会場となった旧八女郡役所はこんな感じの建物。
昔、八女が市ではなく郡だったころに使われていた役場跡だという。それをリノベしたのが最近のことで、リノベはこんな感じでなされていたそうだ。面白い読み物なので、ぜひ読んで欲しい。
■〈旧八女郡役所〉が再オープン!20年眠っていた建物を直しながら使っていく
リノベのススメ vol.182 マガジンハウス
https://colocal.jp/topics/lifestyle/renovation/20190726_127905.html
このなかにも出てくる朝日屋酒店が、こんな素晴らしい感じにリニューアルされていた!
そしてここから取材が始まったのであった、、、
その模様は数ヶ月後の某誌面にて。