やまけんの出張食い倒れ日記

恵比寿に風土レストラン「gozzo」オープン!エグゼクティブシェフはあの高澤義明シェフ!一般向け赤肉サミットでも見事な火入れを披露した森田シェフがスペシャル料理を創る!

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さきごろ、一般向け赤肉サミットとして、メトロミニッツのイベントとして開催された「満月饗宴」の会場となった「gozzo」(ゴッツォと読みます)が3月3日、正式にオープンした!この店、友人であり、農業体験シェアハウスを手がけヒットさせている不動産デベロップのプロでもある片岡君が開いたお店だ。そのオープン前の大変な時期に、赤肉サミットの手伝いをしてもらったわけだが、実にいい空間。

■gozzo

http://gozzo.tokyo/

しかもこの店、話題のシェフである高澤義明さんがフードクリエイターという立場に就任している。片岡君ととても仲がいいのだそうだ。だから、高澤さんのエッセンスを凝縮した料理がラインナップとなるのだが、そのエッセンスを日々の業務のなかで表現するのは、一般向け赤肉サミットでも腕を振るってくれた、実直な森田シェフだ。

先日、オープニングレセプションに呼んでもらったので、その時にいただいた料理を紹介しよう!

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前菜はキャロットラペ、卵コンソメ、おひたし

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フレンチっぽいしつらえだが、出てくるものには和のテイストをきちんと出すということをコンセプトにしているだけあってl前菜も上質な和食のごとき味わい。卵コンソメは茶碗蒸しの見立てだがフォアグラのムースのように濃厚。キャロットラペは清らかな酢の物のよう。

「お好きな料理を選んで下さい!」といわれたので興味のそそられるものを選んでみたのだが、これは美しいね、「和牛スモークの土佐づくり」!

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ちなみに千葉県の黒毛和牛を使用しているのだが、程よいサシ具合で、ぬるく仕立てた肉がネットリして美味しい。

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牛肉の仕入業者はマルヨシ商事を紹介してあるので、いい牛しか来ません。

長野県の郷土料理リスペクトの一皿、gozzo風おやき。

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野沢菜が入っていても、ピンチョス的要素を感じる!

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そして、メインディッシュには、これぞ高澤さんのテイストといった料理!

その名もSUKIYAKI!

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一口大に切られたサーロインと半熟卵、それにシュンギクペーストなど、すき焼きのエッセンスとなる素材を別個に調理し、一皿に盛り込んだところに、、、

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すき焼きタレをかけまわしていく!

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完成!

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黄身を崩して、肉片をひたし、、、

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む、黒毛に最適化された肉の火入れバッチリ。

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このすきやきタレ、醤油ベースはもちろんだけど、なにかもっと懐かしい味わい、、、あっそうだ、みたらしだんごのタレじゃないの?そう、醤油と水飴をあわせたあの味わいを感じるのだ!すき焼きの構成要素である甘と辛を上手く再構築したタレなのである!

その他の具材、これはひとつひとつ味わいの驚きを実際に体験して欲しいのでノーコメントにする。

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仕上げはフレンチ鯛茶漬け。

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これは外国からの旅行客にもウケそう!

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鯛に火入れしてあるのは、生魚が苦手な人向けということだろうしね。

ということで、実に愉しめる店になっていると思う。

場所は恵比寿駅からちょっと歩くけれども、本当に隠れ家的な場所にあるので、逆にホッとできることでしょう。今度、オフ会でも開くかな。森田シェフ、おめでとう!高澤シェフと共に、いい料理を産み出し続けて下さいネ。