やまけんの出張食い倒れ日記

10月3~8日、アメリカに行ってきます。全米和牛協会のカンファレンスに出席、日本の和牛の血を継いだ牛たちが海外でどのように受け取られ、拡がりつつあるのか観てきます!

wagyu

ここのところ繁忙であまり記事を書く余裕もなかったのはこのため。全米和牛協会(AWA)という組織の年一回のカンファレンスに出てきます。

日本農業新聞の山田優さんに「面白いイベントがあるから一緒に行かないか?」と誘っていただいたのが4ヶ月ほど前。山田さんはカリフォルニア大学に留学していた方で、農業情報学会などで僕が学生の頃からお世話になっていた大先輩だ。

今回、山田さんがこれまでも取材してきたアメリカのWagyu種畜牧場などを廻ることができるので、本当に有益な取材になりそうだ。

ご存じの通り、20年前に日本の武田さんという方が和牛を輸出し、その血統が世界で引き継がれ、アルファベットのWagyuのベースとなって流通している。中には他と交雑してしまい、和牛とは似ても似つかないものになっているのもあるらしいが、真面目にやっているところは武田さんの教えを守ってきちんとした牛を生産しているらしい。

今回、全米和牛協会では、なんとこの武田さんを功労者として迎え、表彰するらしい。武田さんに近しい人に紹介していただいたので、その模様も取材できると思う。

なにより、日本では生産し得ない餌や飼い方ができるから、海外のWagyuはもしかすると日本の和牛よりも自由に羽ばたいていくのではないか、という気がしているのだ。

楽しみ、楽しみ。

ということで、1週間ほど行って参ります。これから搭乗します。目指すはダラスからほど近い、フォートワース!