やまけんの出張食い倒れ日記

Nikon ZシリーズのUSB接続はType-CだけれどもUSB3.0どまり!?それほど早くない転送スピードがちょっと残念!

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このところ、メイン機としていたD850の登場回数がどんどん減ってきている。それだけZ6の使い勝手がよい、というより、ボディもレンズも小さく軽いので、持ち出すことにためらわないという、ミラーレス機のメリットが出てきている。

のだが!

当初表明していたとおり、いま僕の使い方としては、64GBのXQDカードを挿しっぱなしにして、いちども取り出すことなくPCへ画像の転送をしている。どうするかというと本体のUSB端子からPCへの接続で転送を行っているわけだ。この転送スピードが当初の想像よりも遅く、満足いくものではなかった、というお話し。

これまでPCとカメラの画像受け渡しには、SDカードやCFカードといったメディアを取りだして、PC側にカードリーダーを装着し、そのカードリーダー経由で転送を行ってきた。本体の端子を使っての転送よりもその方が速かったからだ。

ただ、最近はそうでもないことがある。コンパクトカメラとみまごう小ささを誇る、PanasonicのGF9を購入してこれも愛用しているが、このカメラは本体小型化のためでもあるだろうが、マイクロSDカードをメディアとしている。これだとSDカードリーダーにアダプターをかまさなければならず面倒なため、速度は気にしないことにして、本体USB端子(USB-Micro規格)を経由しての画像転送を通常とした。GF9の場合、転送後に本体電源を落とすと、そのままUSB充電に切り替わってくれるという使い勝手の良さもあって、カードリーダー経由での画像転送は一度も行っていない(笑)

ちなみにGF9、いまなら標準ズームレンズと明るいf1.7の換算50mmレンズとのセットが5万円以下で買える。現行機種であるGF10よりも断然お買い得だ。

さて、Z6の端子はUSB-C。これを自分のデスクトップPCに接続する時は片側が一般的なUSB-A端子のケーブルを接続し、ノートPCであるThinkpadに接続するときはUSB-Cの、ハイスピードで転送できる規格のケーブルを接続している。

接続してエクスプローラーを開くと、このようにデバイスが認識される。

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Windowd10では、とくに何も設定しなくてもこのようにZ6が出てくると思う。

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で、これをダブルクリックして中身を表示、最近では撮影ごとに中身をフォーマットするのではなく、ディスクがある程度いっぱいになるまでは撮り貯めて、転送時には前回との差分だけをコピーするようにしている。

ただですね、、、500枚以上とか撮影していると、フォルダに撮影画像一覧が表示されるまでに、数分かかるのですよ。あれー、もうちっとスムースにいかないの?と思うのだけれども、これがかなりもどかしい。

それで一覧表示された後、コピーする写真を選択して、PC内のフォルダにコピーしようとすると、んん?と思うほどの時間がかかる。

この状態で、転送スピードを測ろうと思って、Windows系の転送速度計測ソフトウェアの定番であるCrystalDiskMarkを使って計測しようとしたのだが、、、

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なぜか、ディスクとして認識されていないようで、計測先として指定できない。

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んー これって何ででしょう? エクスプローラで表示されているのは何!? ということで、転送速度を正確に測ることはできなかった、、、

ちなみに、Z6の公式ページを見ると、USBの端子はType-Cと書かれているものの、そのあとに(SuperSpeed USB)と書かれている。

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これって、USB3.0なんですよね。それより早いUSB3.1Gen2とかではないのですね、、、(残念)。ということで、仕方がないのでソニー製のXQDカードリーダーを買うしかないか、と思っているのだけれども、型番的にはそれほど新しくないので、なんかなぁ、、、とためらってしまう。

ということで、画像転送速度的には不満を抱いている状況ですが、Z6自体は満足度超高し!です。ファームウェアのアップデートが待ち遠しい!