やまけんの出張食い倒れ日記

そして一瞬の奇跡の晴天に恵まれ、二人のシェフは短角牛たちと交流す! 「てのしま」林シェフと「The Burn」米澤シェフがいわて短角牛と出会い、そして作った料理とは!

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中村昌さんのfiloを出て一路、盛岡の外山地区へ。前日の牧野視察の時は大雨だったわけだが、この日はくもりから、晴れ間がときどき見えるような天気だったのだ。

「どうせなら、晴れた牧野の写真もとりたいですよね、、、」

「でも、二戸や久慈にはもう行く時間がありません。」

シェフ二人は、この夕刻には調理場に立たねばならないからだ。

「あ、じゃあ、盛岡郊外の外山にある、畜産研究所の放牧地にいきましょう!」

おお、その手があったか! 県の畜産研究所が牛を放牧し、各種の実験をしている山があるのだ。

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30分ほど車で走り、山頂へ。こんな曇った天気だったが、、、やっと晴れ神さまが微笑んでくれる瞬間が!

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おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーー!!!!!

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青空が!

林さん米澤さん、ぜひ牛の中に入ってって!

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「えっ 牛ってこんなにでかかったんだっけ、、、」

「こんなに近づいちゃっていいの?」

と戸惑う二人。

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そのうち、牛たちも慣れて(もともとここでは人に慣れてる)、近寄ることができるように。

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   ああ、なんて綺麗な牧野風景なんだろう!日本の肉牛で、子牛時代を牧野に放牧で過ごすいわて短角牛の存在は、本当に貴重なのだ。 

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しばしの交流ののち、興奮したように「すげーでかかった!」「触ったらあったかいんですよ!」と語る二人。

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晴れた牧野の写真を撮れてよかった!

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もちろん、盛岡じゃじゃ麺の元祖・白龍で食べて帰りました。

さて、この数週間後、彼ら二人の料理人が、自分が気に入った短角牛の産地を選んで、その肉で創作料理を作る。それがこの企画のゴールだ。

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林さんの料理撮影の日は、どうしても外せない打ち合わせがあって駆けつけられなかった! 米澤シェフの料理撮影の日。

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焼くのはこの、TheBurnの心臓部ともいえるチャコールグリルだ!

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これ、醤油じゃありません。ちょっと驚く工夫のソース。くわしくは専門料理9月号をごらんあれ。

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ただのステーキじゃありませんよ! それにしてもこの肉の火入れ、短角の旨さを最大限に引き出してくれる絶妙な加減だ!

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なんとこのタイミングで、林さんも登場!

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「どんなの作るのかすっげー興味あって、来ちゃいました!」

そういうわけで、米澤シェフと林シェフがどんな短角を選び、どんな料理を作ったのか?は、ぜひ誌面をご覧あれ!

ちなみに昨日、10月号が発売されたので、9月号はバックナンバーとして取り寄せになります。ぜひ10月号も、そしてさらなるバックナンバーも一緒に買って読んでみて!