さて、めでたくわたくしは土佐あかうしのオーナーにもなりました。
公文ちゃんが撮ってくれたこの写真、ちょうど柿衛門が、僕のポロシャツの胸についたあかうしマークにキスしてる感じで、なかなかステキな構図なんだよね。さすがはポートレートカメラマンです。
四国カルストは愛媛の県境なので、2時間くらいかけて帰ってきました。で、夜はカンペシーノです。
くわしい店情報はググって下さい。
「欧風食堂」というその冠が、なんかちょっと本当に気安い食堂って感じに聞こえると思うけれども、素晴らしい技術のシェフがガッチリフレンチ技術で食わせてくれる店です。
この夜は、翌日に僕が講演をするJA高知県の女性組織の代表である川井由紀さんと、JAの町さんとの会食。右側の川合さんは、なんとご自身も土佐あかうしの繁殖農家なのだが、全国のJAの女性組織を束ねる会長を昨年までしていたエネルギッシュな方です。いやもう、川井さんが話し始めたら俺がほとんど口はさめないもんね(笑)
トウモロコシの冷製ポタージュ、食堂レベルじゃござんせん。
さかな、何だったかなぁ、、、話してて聞き逃したけれども、たんに魚を切ってオリーブオイルかけてカルパッチョ、などではありません!
オレンジのトマト、つぶつぶはキヌアかな?そして酢漬けのオニオン、シブレット、、、どれもこれもが別々の下味が施され、しっかり役割を果たしている!
すばらしく美味しいのです!
魚のフリット、、、ゴメン、川井さんのトークすごすぎて、ぜんぜんメニュー説明がはいってこん!
しかしながらこれがまたむちゃくちゃ旨い!
メインその1は四万十豚のロースト!
なので、相性がよいであろうリンゴのお酒、シードルを所望。
肉を切り分けるシェフの、この集中力を見よ!
脂部分はまるで皮つきのごとくカリンと脱水されこんがり層が形成されている!
しっとりして、ギュッと細胞が詰まったような食感。塩で締めている?
「はい、昨晩から塩をあててます」
うん、いい意味でハムのようなシットリした、引き締まった食感に仕上がっている。肉へのアプローチって本当、ひとりひとり違っていて面白いねえ。
そして、メインその2。
嶺北畜産の土佐あかうし、経産牛を再肥育したモモです。
穀類中心の再肥育をかけているので、コックリ香ばしい風味。その肉の水分がまったく抜けていないジューシーな焼き上がり。カンペシーノの肉焼きもまたたいしたものです!
公文ちゃんがもっと呑みたいというので、アテとしてパテカンを。この端正なたたずまい、、、
しっかし、この夜に一番感動したのは、このデセールです。
アイスの下には、、、も、もなか!?
なんと!フルーツの絶妙なゼリー寄せ、、、なのか?チョコレートなのか?クリームも入っているよね!?下に敷いてある粉は抹茶かと思ったら竹の粉!?
いや、もうビックリだよ、、、 最高に美味しいです。
というわけで、高知の夜の選択肢はまだまだいろいろありまっせ!カンペシーノ、スゴいです、、、