やまけんの出張食い倒れ日記

教授就任する前に、札幌に飛んで北大詣で。札幌駅隣接のESTAが無くなってとんかつ玉藤が消えた!?と思いきや、東急百貨店内に無事移動。そして阿部秀之先生お勧めのビストロ・ルプラで極上の味わいを楽しんだ!

皿の上の料理

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Nikon Z6
z40mmf2.0

4月の新渡戸文化短期大学への正式就任の前に、いちど北大に行きたいと思っていた。じつはいまも研究生として籍を置いてもらっているので、机もあるのだ。

雪が積もっている建物のcg

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ああ、我が母校よ!

博士論文提出前の追い込みの時期、雪が積もった中庭でハワード・ジョーンズのピアノソロをイヤホンで聴きながら「やれるぞ、やれるはずだ!」と自分を励ましていたあの時間が甦ってくる。ヒリヒリするような、今から思えば素敵な時間だった。

さて、札幌に着いたら、まずは玉藤のトンカツなのだ、、、といいたいところだが、僕が愛した札幌駅隣接のビルESTAは、JR北海道の札幌駅リニューアルのために全館クローズ。レストランフロアに入っていた玉藤もなくなってしまった、、、

「じゃあ、もう札幌駅周辺にはないわけ!?」とプンプンしていたら、いまや北大生の弊社バイト・市村が「大丈夫です、直近の東急百貨店内に移転しましたから!」と。

キッチンで作業をしている人たち

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ホントだ!札幌駅からちょっとだけ歩くが、レストランフロアに玉藤が開店していた。店は狭くなったけれども、あの玉藤である。

机の上にある瓶

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オリジナルドレッシングと甘口・辛口ソース壺。この風景がもどってきた! まずは三種の漬物が運ばれてくる。

木製テーブルの上にあるスープ

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ゴボウのまろやかな酢漬けがおいしくて、おかわりしてしまった。

皿の上の食べ物

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さて、久しぶりだったので、もう大奮発。ロースカツ180gにヒレ一枚、牡蠣フライ2個という贅沢なオーダー。

皿の上の料理

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「あら、一杯食べていただけるんですね」とおねーさん。はい、それはもう、、、

テーブルの上にある数種類のパン

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甘口から味わって、辛口へ移行し、甘口辛口の混ぜソースに至る。

ボウルに入った食べ物

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ごはんは白ご飯(ゆめぴりか)と雑穀米、そして季節の炊き込みご飯を選ぶことが可能。この日しったのだが、二種類を半々もできるとのことで、味噌の炊き込みご飯とゆめぴりかを半々で。もちろんおかわり自由です。ちょっと柔らかすぎて、好みではなかったが、この日だけの塩梅かな。

いや、それにしても大満足。

 

ボウルに盛られた料理

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宿泊は札幌グランドホテル。札幌駅周辺には新しいホテルもできているけれども、やっぱり札幌グランドが一番好きだ。

しかも、一階に入っているスターバックスには、あの特別なコーヒー抽出マシンであるcroverが導入されている。

テーブル, 屋内, 座る, 机 が含まれている画像

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このcrover抽出のコーヒーはスペシャルティの豆が選ばれていて、一杯6001500円くらいまで幅がある。けど、驚くほどにクリアながら複雑味あるおいしいコーヒーが抽出されるので、気に入っている。札幌に来たときはグランドホテルに泊まって、ここでcroverコーヒーをいただくのが好きなのだ。混んでるけどね、、、

テーブルの上にあるコーヒー

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建物に掛けられた看板

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ホテルでちょっと休んで、夕食は市村と一緒に、ビストロ・ルプラへ。

壁に掛けられた看板

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行きはタクシーで行ったが、運転手さんも「えっ こんなところにフランス料理店があるんですか?」とおどろくような場所にある。

店の入り口のドア

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ルプラのことを識ったのは、カメラグランプリの選考員でもあられる阿部秀之先生のブログだ。阿部先生は暑い時期は札幌に毎年、長期滞在しておられる。美味しい店はよーくご存じなのだ。

レストランのメニュー

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ムッシュとマダムのお二人で切り盛りされる小体なお店。目に入る「酒の肴」の黒板書きが、実にじつに踊っているではないか!きらめくような料理が並ぶ。片っ端から食べたい!

なんてしようとすると「あ、この人数だとそれは頼みすぎですね~」と止められてしまう。一皿のポーションが多いらしく、人を見て量を相談してくれるお店なのである。

■毛ガニのキッシュ

皿の上の料理

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あ、これが一人分です(笑)

皿の上の料理とフォークを持つ手

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おいしい!

キッシュはそんなに食指が動く料理ではないのだけども、毛ガニのおいしさが卵液にいきわたって、クリーミーに焼成・結実している。おいしいキッシュっていいものなんだな!

■ラタトゥイユ

皿の上の料理

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上にかかっているのはブラックオリーブのみじん切り。タップリのオリーブオイル。

皿の上の料理

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家庭で作る野菜のトマトごった煮ではまったくない、プロのラタトゥイユである。旨くてすぐに瞬殺してしまう。

 

■ニシンのマリネ

これをオーダーしたとき、きっとニシンの身をそぎ切りしたものが皿に敷かれて出てくるだろう、と思っていたのだが、、、

出てきたのは3Dであった!

皿の上の料理

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ヴィネグレットで和えた野菜の上に、ほどよい塩味で〆られたニシンがこれでもか!と乗って、しかもマッシュのポテトが乗ってくる。

皿の上の料理

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三人とも、目の色変えて食べました。ビストロ料理ってこれなんだぜ、気取らず腹一杯に、でもちゃんとフランス料理の技術を注いでいるぜ、という矜恃が皿からあふれ出ている。

ニシンのマリネがこれだと、、、もしかして、、、アサリの一皿もすげーんじゃね?

 

■厚岸アサリのブレゼ

皿の上の料理

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アサリが酒蒸しされて出てくるのかと思ったら、こんなに具沢山! しかもホワイトアスパラまでふんだんに、、、なんってことですか!?

しかも厚岸のアサリのドデカいこと、太った身肉はすばらしいジュースを湛えていて、素晴らしいの一言。

そして、本日のメインに選んだのは、、、

 

■仔羊のマスタード焼き

皿の上の肉と野菜の料理

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

来たぁあああああああああああああああああああああ!

でかい、でかいですっ!

このポーションを観る限り、ニュージーランドより肥育期間の長いオージーラムですな。(→確認しました。オージーです。)

それにしてもこの厚みをみてください、厚みを、、、

皿の上の料理

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もうねえ、これでなくてはいけません。ラムチョップがちんまりと出てくる店が多いけど、やっぱりおおぶりなラム肉にかぶりつきたいんだよ、、、

しかもこの火入れをみてください。もう、最高でしょう、、、柔らかく、みずみずしく、マスタードの酸味と風味が利いて、じつに旨い!

いや最高です、、、

デセールも、アップルパイにグルテンフリーのガトーショコラなど、きっちりと仕込まれてる。

皿の上の料理

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皿の上のデザート

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もうね、大変においしかった! 書きながらまた食べたくなってしまった、、、

夜の街角

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ビストロルプラ、大人気ゆえ、予約必須である。この日も、もうひとつテーブルがあったにもかかわらず、あとからフリできたお客さんは断られていた。

次回札幌訪問時も必ず行く! 阿部秀之先生、教えていただいて本当にありがとうございました!