溶けてしまいそうな暑い日々ですな、、、
ということで、過ぎ去っていく日常を書き留めておくぞ!
人気講義「プロに学ぶ」堀知佐子先生の松花堂弁当。
「菊乃井」の常務であられる堀知佐子先生に、いつもすばらしい日本料理を教えてもらっています。
口取はサーモン幽庵焼き、コマツナの胡麻和え、酢れんこん。
向付に、だし巻き卵、鶏ロース、葱とアサリのぬた和え、ブロッコリーの地漬け
焚き合わせは南瓜、小芋、椎茸、人参、高野豆腐、絹さや
ごはんはしらすご飯、そしてお椀がエビ真薯のお吸い物!
いや本当に素晴らしかった! このように、ちゃんと仕立てられた日本料理を学生が食べるということがとても重要。
単に「おいしい~」というだけではない、一つ一つの料理や食材に込められた意味、思いまでくみ取ってもらえればうれしい。堀先生、いつもありがとうございます。
そして、土曜日の講義になるのだが、フルーツカッティング演習!
日本のフルーツカッティング界の大物であられる平野先生に来ていただいての人気講義だ。
こぉんなのを学生が切ることができるようになる! なーんて、一日では難しいけれども、その最初のテクニックを教えていただけるのだ。
ほんのちょっと、角度を変えるだけで見栄えが変わるよ、ということをマンツーマンでも教えてもらえる。いい授業だ!
写真を撮らせていただき、去ろうとすると「先生の分もフルーツサンド作ってますから」と、平野先生が!
なんとわたしが食べる用にフルーツサンドを作って下さっていたのだ!!!
なんか、よくインスタで流れてくる、映えるフルーツサンドがおいしいとは限らないのだけど、こんな風に食べて美味しいフルーツサンドってあるんだな、、、と実感。たいへんにおいしゅうございました!
平野先生、ごちそうさまでした、、、
そして森枝先生の食文化論の後、「今日はすぐに違う大学に行かなきゃいけないから」と言っておられた森枝先生のために、井上祐子先生が「お弁当造りましたよ、油淋鶏弁当♥」と!
森枝先生のおかげでわたしまでいい思いできてます、、、ありがたい!
木曜日のわたくしめの講義「エシカルフード概論」で、環境側面からみたオーガニック食品についての講義を、アルファフードスタッフ社長の浅井紀洋さんにしていただく。
同社は、オーガニックスーパー「ビオセボン」のドライフルーツ&ナッツを輸入販売する卸。
でも卸売業だけをしているのではない。砂糖や小麦粉といった基本的な食材を卸す仕事でつながったメーカーさんと協業して、オーガニック認証取得の菓子を企画・製造するところまでチャレンジしている大注目起業だ。
同社のオーガニックナッツやレーズンを食べながらの講義。そりゃもうみんな大喜びです。
懐かしのたまごボーロ。この商品で一番原料として含有量が多いもの、ご存じでしょうか?
答えは片栗粉。その片栗粉でオーガニック認証をとるため、北海道の業者さんに、ある一日の1ロットだけをオーガニック認証バレイショで作ってもらう。ちなみにバレイショの生産者は、このブログではおなじみの折笠ますらおさんである。
そんな苦労をして造られたのがこのたまごボーロだ。ホロリと口で溶けて、素直な味わいが口に拡がる。最高だ!
新渡戸からアルファフードスタッフに2,3人、就職しないかな(笑)。浅井さんありがとう!後期もよろしくです。
さあそして、食生活デザインコースならではの講義、フードデザイン論!
フードプリンターを用いて、班ごとに作品をデザインし、造る!
緒方先生、学生の作品をいただくの図。
みんな、自分のスマホで出力動画を撮っている(笑)
出力したものをどう後処理するか!?
えーーーーーー 覆っちゃうの!?
どうなんでしょうねぇ、と喧々諤々、真剣ながら楽しい一時。
と、こんな美味しく楽しい日々を過ごしています。いや、楽しくない仕事も多いのですがね(←大学関係者ならお分かりいただけると思うけど!)