やまけんの出張食い倒れ日記

熊本人の不屈の魂をみた、、、

ここ数日間、熊本の状況を気にかけぬ人はいないだろう。じつはいま仕事で大きく関わっているコンサル先が、なんと震源地の益城町にある。そこが物流と製造の要だったので、これはマズいぞまずいぞとひやひやしていた。

いまとなっては余震という位置づけの第一波の後、奇跡的なことに夜だったので人に被害は出ていないと言うことでホッ。でもそうなると「冷蔵・冷凍品が、、、」ということに意識が。案の定、ダメなようだ。いまごろはきっと周りの住民のみなさんに提供されているだろう。

でも、ドライエイジドビーフの製造・熟成を行っていた拠点はなんと、電源の系統が違うようで電気が生きていたと!奇跡だ、、、

しかも、連絡がついた担当者さんと、いま進行中の仕事について、とりあえずストップしておいたほうがいいですよねと気を利かせたつもりで言ったら、「いえいえ、とりあえず熊本以外の拠点は生きてますから、進めて下さい」と。

しかし、第二波が来て、また連絡がとれなくなる。これはもう無理だろう、と思っていたら、今朝方なにごともなかったかのように、

「で、今日が打ち合わせの日なんですけど、進捗は?」

と連絡をいただく。ええええええええええええええええええええええええええ
大丈夫なんですか!

「いえ、避難所です。けど、仕事は進めますので、、、」

いや、もうビックリです。熊本県人の不屈の闘志をみた!
ということで、熊本あかうしのことも数多き友人の生産者さんたちも気になるけど、こちらはこちらのできることを進めます。うーん、朝からシビれた!