やまけんの出張食い倒れ日記

横浜市神奈川区羽沢町の平本農園さんの野菜届く。

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横浜の本場市場の仲卸さん達が集まって運営されている青果塾に呼ばれ、4月に話をすることになった。青果仲間の藤岡さんのお誘いだ。仲間からあまり講師料をもらうことはできないので「足りない分は野菜で」と言ったら、スゲーのが来た。

 

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神奈川区は羽沢で多品目を栽培する平本さんの野菜だ。

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横浜市はなかなかにすごいところで、市が独自に「農業専用地区」というのを定めている。つまり国が定めている農地という区分とはまた違った制度で、農地を守っている。その目的は、市民に新鮮な農産物を供給すること、環境を保全すること、防災空間として保全することの3つである。しかも、なんとおよそ1000haもの農地がこの仕組みで保全されている。立派としか言いようがない。

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僕も住んでいたからよくわかるが、横浜市といっても非常に広く、沿線からちょっと離れるとそこには田畑が横たわっている。そして意外にも農業は盛んだ。しばらく前にJA横浜に講演したとき、元気のいい若い衆がたくさんいたので驚いたことがある。横浜は都市であり、消費地でもある。だからつくったらすぐさま売れるのだ。だから、農業でメシを食うことが普通であり、跡継ぎも多いということだろう。

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平本農園さんの野菜、冬なので果菜類はなかったが、葉物と根菜類でかなり充実したラインナップだった。

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アブラナ科類だけで何種類あっただろう。ブロッコリー、カリフラワー類も色違い形違いでいろいろあったので、かなりの品目数である。

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カブのたぐいも多かった。あ、下の写真にひとつ大根が紛れ込んでるな。

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消費地が近いと、小売業者だけではなく飲食業者に対して納品することができる。ただしそうなると、一人の農家がいかに多品目つくれるかが問題ともなる。以前は一人年間50品目つくるといったら驚いたものだが、最近では普通になってきた。

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ということでガンガン野菜を食べています。ごちそうさまでした!
4月のよこはま青果塾、何話そうかな、、、