ということで、土佐あかうしの画像をドバッとアップしますので、和んで下さい。なんといっても土佐あかうしは、唯一といっていいほど、生産者から「可愛い」ということを評価され、生き残ってきた牛なのですから。
※このブログに挙げている写真の無断使用はいけませんからね、念のため。先日、ある食材関連のプレゼンみてたら、僕のブログから写真引っ張ってるパワポがあってビックリ。そういうのダメですよ!
しかもありがたいことに近年の大人気で、すべての肉用牛品種の中で唯一、ゆいいつ、ただ一つ、この土佐あかうしだけが頭数増に転じているのです! すごいことです、、、
その流れに僕もすこしは加担できたかと思うけど、これから課題も待っている。
それは味の追求だ。
最近のあかうしはどうも、以前にくらべて味がよくないものが多くなっている気がする。
味なんてそんなにかわらないでしょう、と思っているとしたらそれは間違い。 例えば、飼料会社は餌の内容を少しずつ変えることがある。
それは、穀物価格が変動するため、飼料にする穀物の配合を損しないように、栄養価を変えずに少しずつ配合比率を変えるからだ。
とある違う和牛品種の、どこかの産地の配合飼料の中身が、知らないうちに当初とまったく違うものになっていたのを生産者たちとみて愕然としたことがある。「最近美味しくないなあ」と言って「そんなわけない、なにも変えてないから」というけど、餌が変わってたんだよね。
土佐あかうしもそろそろ餌の中身を真剣に考えないといけない時期なのかもしれない。
それにしても、放牧中の土佐あかうしは可愛い。
彼らは基本的にとても温順で、人なつっこい。
放牧場に入ってしばらくすると、呼んでないのに近寄ってくる。
牛はだいたいそうなのだけども、黒いカメラに興味があるようで、鼻を寄せてベロンとしてくるので、レンズを舐められないように避けないといけない。
土佐あかうしのかわいらしさは、”毛分け”と呼ばれる黒い紋様の発生によものがおおい。とくに目の周りにアイシャドウを施したような黒い縁取りができる。これが、土佐あかうしを反則的に可愛くしている要素の一つである。
子供もアイシャドウだからホントに反則。
ほうら。
ほらほら
ね、可愛いでしょ!?
まあ、こんなに可愛い牛もそうそういません。特に肉用牛だとね!
いかがでしょうか、和んでいただけたでしょうか?ちなみにこれらはほぼニコンのD700で撮ってました。自分でもビックリ!三世代前のカメラとは思えませんね。さて、帰るとしよう。