北海道の北見市といえば、日本で生産されるタマネギの約15％を占める、日本ではぶっちぎり最大の産地だ。そう、タマネギの取材で行ったのが懐かしいなあ、札幌からは距離があるのでなかなか行けてない。
その北見を管轄とする農協がJAきたみらい。タマネギの取扱量日本一なわけだが、それだけではなくジャガイモも豆類もかなりの量をつくっている。それだけではなくさまざまな加工食品もてがけていて、これがちょっと秀逸。
例えば今日はこんなレトルトカレーを食べました。
原材料の主要な重量を占める豆、タマネギ、鶏肉はJAきたみらいの管内のものばかりだ。これがですね、ちょっとその辺のレトルトカレーと違ってとても美味しい！
近年、レトルトの技術も向上している、、、わけではないと思うけど、レトルトを扱う業者産のさじ加減が向上しているのだろう、わりと素材感があって画一的でない味のレトルトカレーが生み出されるようになってきた。
このJAきたみらいのカレーもまたしかり！ これね、マジでちゃんとしたカレーです。お店で出してもおかしくない。
大正金時豆は茹でると鮮やかな色が消えてしまうという欠点があるのだが、カレーならどのみち分からないしね。食感のために軟骨を加えたという肉具材も存在感があって、とてもよいです。
俺、北海道の農協はもっと加工品で存在感を出して欲しいんだよね。とくに豆類。北海道産のミックスビーンズが欲しい。我が家では村上農場の美味しい豆を愛用しているけれども、やはり前の日から水に漬けて戻し、茹でる一手間をかけたくないときもある。冷凍ミックスがあれば、、、と思うところ多い。
それが北海道にはあるんだよね。ホクレンの直売施設「くるるの杜」で冷凍北海道産ミックスビーンズを観て「素晴らしい！」と思ったことがある。
JAきたみらいの商品はいろいろあって、どれもかなりクオリティが高い。ぜひのぞいてみて欲しい。
この路線を拡充して北海道の産地はガンガン商品を出して欲しいと思う。JAきたみらいの高橋さん、ご馳走さまでした！
