いま弊社は秋葉原と御徒町の中間地点、むかし神田市場があった周縁部のビルに入っているが、そこの大家さんはやはり青果仲卸である。事務所機能をすべて大田市場に移したから、やまけんちゃん入りなよと言っていただいたのだが、フロアをお借りする条件にFAX番号等は変えたくないので、一席残して置きたいんだというのがあって、弊社のドアにはうちの会社と大家さんの会社の名前が併記されている。
で、たまに荷物が届くのだ。今日は枝豆がギッシリ入った発泡スチロール箱。
「あ、夜にとりに行くよ。そこの枝豆旨いんだよ。一つもってきな」
と言っていただいたのでさっそくいただいたのだ。これが、、、
鮮度保持袋に入った枝豆。この袋にはポリフェノールとトレハロースが使用されていてうんぬんとあって、袋にポリフェノールとトレハ?と驚く。
ご存じの通り枝豆は鮮度が命だ。いい産地の枝豆を選ぶことも大切だけど、配送に一日余計にかかっている場合、近くの二流産地のほうが美味しいということもありうる。
なんか、同梱の通信に「レンジでチンでも美味しい」と書いてある。マジかよーと思ったが、何か思うところあり試してみようと。260g程度の豆を洗って6gの塩を振りまぶし、耐熱タッパーにいれてレンジで500Wで4:30加熱した。
どうだったの?というと、、、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
まじやべぇ旨さ!
クラスです、マジです。
いや参りましたね、枝豆の香り、甘み、ほのかなうまみ、すべてがクッキリしていて、美味しい! これってレンチンだから湯にうまみが溶けてないから!?とも思ったが、やはり前処理なんだろう。
そう思ってパッケージをよく観て納得。埼玉県上尾市で耕作放棄地を借りてどんどん大型化し、青果物の栽培をしている法人・ナガホリのものではないか。上尾っつったら、僕が子供の頃に北本市からプロテスタントのキリスト教会に通っていたところだ。郊外はまだ農地があるが専業農家はものすごい勢いで減っている。そこの農地をガンガン集積して大規模生産をしているナガホリの名前は聞いていたが、こんなに旨いエダマメ作るとはなぁ、、、いや文句なしに美味しいです。
大家さんごちそうさまでした! いやー なんだか今日は最高だな。