あいにくの天気となったこの日曜日だけれども、早朝から茨城へ。常磐線に久しぶりに乗りました。神立駅で車に乗せてくれたのは、もちろん僕にとって最強の茨城案内人・リバティフーズ鳥山さんだ。
「今日はね、すごいパティシエ軍団が来るよ!」
おーーーー、俺はパティスリーとブーランジェリーについてはまったくしらんのよね、、、と思っていたら、今回参加の一人は、神奈川県の中央林間で先頃「メゾン・ジブレー」をひらいた江森宏之シェフ!
ヤー楽しみだ。
茨城の坂農苑は、6.5ヘクタールもの規模で多品種のブルーベリー栽培を展開する、関東では随一の農家さんだ。
先日は花を撮影に行ったのだが(まだそれアップしてないね!)、今日はそれが実になったところ。
坂農苑のブルーベリーは、同じ品種を固めて植えていないので、樹ごとに味が違って面白い!
ほら、かなり色づいています。熟したブルーベリーはくすぐるように触るだけでポロンと獲れていくので収穫はわりと簡単。ただし、人海戦術となるのでとにかく人出が必要だ。
ブルーベリー、品種によってこんなにも味や香りが違うのか!という驚きを味わえる。
甘みが強いもの、酸味が勝っているもの、香水のごとき香りがするものなど、多種多様!
中には、500円玉より大きいものも!
そうこうしているうちにパティシエ軍団登場! 江森さーん。
「あれっ えっ なんでやまけんさんが居るんですか!?」
いるんですよー(笑)
この時期、坂農苑にはフルで人が張り付き、選果をしています。
収獲後、坂農苑さんの応接小屋(?)にて、パティシエ軍団がなにやらすごいスピードで動いている。
なんと!
それぞれ自分のお菓子のベースを持って来てくれていて、そこに今日とれたてのブルーベリーを載せてふるまってくれるというのだ!
それにしても、いきなり来てこんなことができるなんてすごい。
大事なデニッシュ生地に湿気が入らないように厳重に梱包して持って来てくれたのだ。
表題にある通り、スイーツ好きやパン好きがみれば「えええっ こんなすごい人達が!?」という顔ぶれ。俺、今日一日でみなさんの大ファンになっちゃったもんね。
全員が入り乱れての盛り付けが完成し、、、
坂農苑ブルーベリータルト&デニッシュ!
完成です、、、坂さんも「まさかこんなふうになるとは」とビックリ。
もちろん食べるのはこの人(笑)
あのですね、須藤さんってすごい人ですね!
(って、パンマニアの人達が聞いたら「お前しらんのか!?」と怒られそうですが、専門外なのでスミマセン)
このデニッシュ生地とクリーム、素晴らしく美味しい。そして、シャンドワゾー村山さんのタルト&カスタードも、まったく重さがなくサクサク、おいしい!
プロはすごい、、、
まだまだ旅は続きます。