やまけんの出張食い倒れ日記

イタリアはフィレンツェにキアニーナ牛に逢いに行く! フィレンツェ市街地であのパット・メセニー「想い出のサン・ロレンツォ」はここのことだったか!と感動しつつランプレドットを食べました。

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肉を食べにイタリアに来ております。初日はフィレンツェ! といえばビステッカ・アッラ・フィオレンティーナしかありませんね。はい、本日これからそこへ向かいます。初日は夜20時にフィレンツェに到着。ホテルにチェックインしてから、みんなが食事をしているIO Osteria Personaleへ直行。

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今回のメンバーは、なんとあのル・セヴェロ西麻布店の立ち上げをした柳瀬シェフ!いまはフランスで自分の店を出す準備中!左はワインの専門家であるカスイさん。

そして今回の旅の言い出しっぺが、アンズコフーズの金城さん。

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先日「未来世紀ジパング」でニュージーランドのグラスフェッドビーフの輸入の話が出てきたが、あの時映像に出てきた(ワカヌイでステーキ食べるシーン)のを観た人も居ると思う。

ちょっとずつ残してくれていたのをいただきます。

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やっぱりタルタルは欠かせない。日本と違ってこっちでは生肉を食べないという選択肢は亡いみたい。その分、ちゃんと衛生的に管理されているとの由。

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「まあ、せっかくやまけんさん来たし、もう一軒いきましょう」

とのことで、ちょっと歩いてもうひとつの流行っている店へ。

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なんか、城壁の関所だったんだろうなぁと思われるすんごい門があります。深夜になると閉まるのかなこれ。

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まだ初日なので観る者全てが格好よく写ってしまうので、しょーもないカットばかり撮ってます(笑)

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この店がねぇ、名前わからないんだけど、素晴らしくいい感じのお店。居酒屋的な大ホールと中くらいの落ち着いた部屋、そして奥にはリストランテ的な雰囲気の部屋がつらなっていて、どこも満席!

サービスの人達も勢いがあっていい感じ。

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もうワインを飲むしかない!という塩の強いハムたち・サラミがなんか和っぽい香りがするのはなぜだろう?

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そして、やっぱりありましたキアニーナ牛のタルタル!

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ふむふむ、保水性のある肉質です。しっとり感があって髪切りやすく、うまみはそれほど強くは亡いが心地よい風味。それほど寝かせてないでしょうが15日目くらいですかねぇ、

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ステーキはキアニーナではありませんでした。炭火でビステッカできなかったら出さないんだね。でもこれも、地元に近いところの牛だそうです。サービスの若い衆、即座に「●●牛だ」と答えてました。しっかりしてる。

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肉はまあ、うん、イタリアのあっさりした牛だねという感じ。フォンっぽい、意外に濃いソースに、付け合わせのフィノッキオの香りが移っていて、それがなんとも美味しくからむ。肉の美味しさを際立たせるのではなくて、ヨーロッパでよくある全体に味を絡めて食べさせるステーキ。これもまた美味しいです。焼き方はかなりアバウトだったけどね~!

時差を調整しながら寝て、起きました。

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なにはなくても、野菜の補給!

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やはりイタリア、ドレッシングなど置いて亡くて、オリーブオイル、バルサミコ、塩、胡椒で「自分で作ってね方式」であります。

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モッツァレラにリコッタに、全部で8種くらい置いてある。チーズが主食のような国だなってのを感じます。

さて、レンタカーを借りて移動するまでのフリータイムをフィレンツェ市街へ出ることに。景勝地なんてまったく興味ないけど、旅ものの連載の素材に使いたいので、撮っとかないとね(笑)

まずはドゥオーモ。

※ビコローレヨコハマの清美マダムよりご指摘いただきましたが、いやすみません、わたしが「ここがドゥオーモか!」と思った下の建物、じつはドゥオーモではないようです。イタリアの方々、申し訳ありません!


「えっと、すでにどなたかが指摘されているかもですが、ブログでUPされてるDUOMO(大聖堂)はいわゆるフィレンツェの大聖堂ではなく、やまけんさんがいかれたのはサンタクローチェ教会と思われます。いわゆるDUOMOと言われているのはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂でサンタクローチェも美しいですが、もっと華やかで大きくて迫力があり、きっとそちらをご覧になったら感動されたかも??です。一応気になったのでご連絡まで。」(清美さん)

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いや、昨晩空港からホテルまでのタクシー、とっても綺麗なシニョーラが運転手だったんだけど、英語で話をしてて、「ビステッカ食べに来たんだよ」「ドゥオーモにはいくのか?」「うーん いかないな」「なんで行かないの?クレイジーよ!」と何度もクレイジーと言われたので、仕方ない一応言っとくかという感じであります。

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ま、中にははいらなくていいよね、ってダメか。いや無理、ほんと頑張って撮る気になれない。

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でもたしかにフィレンツェの町並みはとても美しく絵になる。

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キアニーナ牛を扱うリストランテのショーケース。

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やはり、という肉質ですね。今晩が楽しみだ!

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そんで、歩いてたら、「サン・ロレンツォ協会」が!

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えええっこれがパット・メセニー・グループの処女作である「想い出のサン・ロレンツォ」の場所かい!?ちょっと嬉しくなっちゃうね。俺、高校生の頃に聴いて「なんて素晴らしい、、、」とノックアウト。

想い出のサン・ロレンツォ
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パットにここで何があったのか!?と思ったけど、まあきっと彼女と一緒に来たとかそういうことなんでしょうね。いや、この前後20分くらいはずーっと「想い出のサン・ロレンツォ」が頭の中にこだましてました。きいたことない人はぜひ聴いた方がいい!爽やかだよー

それにしてもちょっと日差しが強すぎて、紫外線にやられて軽くぽーっとなってきてしまったので、一休み。

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ティラミス味でお願いします!

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小さいコーンでってお願いしたにもかかわらず激盛り!半分でいいんだけどな、、、でも旨い! 容赦ない甘さがなんとも心地よいです。

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さてこの時間のメインイベント、中央メルカートの二階フードコートで昼飯を食っていくことに。

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この建物がメルカート。雰囲気としては築地の場外ですな。

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二階にはほんとうにさまざまな店が並んでいる!

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もちろん肉をステーキに焼いてくれる店もあります。

その横には、キアニーナ牛のハンバーガーを出す店も。一瞬たべようかと思ったけど、夜にビステッカだしと思ってやめておきました。

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で何食べるかというと、ランプレドット。

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薄塩味のトリッパというかモツ煮をパニーニで挟んだものです。最近、日本でも有名だよね。

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トリッパを刻んで、、、

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パンにどちゃっと乗せる!

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塩を振ったら、、、

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バジルソースとトウガラシオイルをかけまわして、、、

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最後、トリッパの煮汁に上に置くパンをさっと浸して乗せる!

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完成!

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いい光景です!

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お味はですねぇ、まあ、そんなに期待しちゃいけませんよ(笑) でもトリッパにくさみはなく、バジルオイルとトウガラシオイルがまぶされた箇所は香りも味も効いて、起伏があってなかなか。

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パン生地がちょっと素っ気なくてなぁ。という部分を少し改良したらもっと美味しいと思うけど、まあ4.5ユーロだしね。こんなもんでしょうか。

ということで、これからいよいよビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのあの店に行ってきます!