いやー本当にもう晴れてよかったよかった!というのもこの企画、ここ3年やってますけど、一年目は豪雪、二年目は台風直撃(それでも実施!)。三年目にしてようやく晴れ渡った空のもと、牧野をみていただくことができました。
識ってましたか?短角の視察&試食は日帰りでできるんです。東京発は朝6時32分のはやぶさ1号!
9時過ぎに二戸到着!
今年は大型バスにけっこうギュウギュウ、30人近くが来てくれました。遠くは徳島、神戸、大阪から!
まずは40分ほどかけて久慈市山形町の肥育舎へ。
病原菌などを持ち込まぬよう、シューカバーを履いて牛舎に入ります。
肥育開始から1年経った牛たちと、数ヶ月後に出荷を迎える牛たちがいました。
さすが落安さんとこの牛、育てている人間が優しいからでしょう、ぜんぜん逃げずに寄ってきます。
粗飼料って何? なんで短角牛は子牛が産まれる時期が2~4月に集中するの?えっ 肉牛って短角以外は人工授精がほとんどなの? などなど素朴な疑問いっぱいありますよね。質問タイムでした。
さあーてお次は、、、
牧野です! 山形町のエリート牧野と呼ばれる、いい母牛と子牛が放たれる牧野にきました。これだよ、この光景を見せたかったんだよ、、、
そりゃあもう、みんな大喜びですよ!
今年のお昼は、二戸市で製造されている「おふくろ亭」の短角牛しぐれ煮弁当。
ウデ肉と肩肉をゴボウと一緒に柔らかく煮たこのお弁当、じつに美味しいのです!
この間、料理人と生産者・流通業者の情報交換が始まってます。六本木リューズは、飯塚シェフの命をうけた二名が参加。いつも使用している二戸短角の槻木社長と「初めてお会いします!」とご挨拶。
こっちでは鉄板焼き業態が二名。築地の鉄板焼き「KUROSAWA」の埜瀬君、ホテルグランドニッコー台場「浜木綿」の川村さん。
さて、牧野を後にして、盛岡短角の牛舎を訪ねる前に、盛岡短角を扱っている岩手沼宮内駅近くの「肉のふがね」の新店へ。
ここでは、短角牛のモモ肉に塩をしてハムにする「セシーナ」作りに取り組んでいる。完成は来年!待ち遠しいぜ!
さて、盛岡短角の中村鉄男さんの牛舎に到着。
ここでちょっとビックリしたのが、、、
なんか、変な子が牛舎にいるっ!!!!!
熊本系の褐毛和種じゃないかっ!き、君何やってるの?
なんとですね、宮古の方で褐毛を趣味的に飼っている農家さんがいるんですと。その子牛がたま~に市場に出てくるんですと。鉄男さん、そいつを買って育ててるんだけど、「まあこれは趣味だから、自分で食べる」だってさ!俺も食いたいよ~!ある意味レアな、短角産地のあか牛!