さきほど、と畜施設の方から連絡あり。
「短角にしては長期肥育と聞いていたので、外に脂が付いているんじゃないかと思ってみにいったんですが、それほどでもありませんでした。やっぱりガタイは大きいな、という印象です。」
生体重は836kgで、驚くほどデカいというわけではないのだけれども、枝肉重量が532kgと健闘! 2016年にお肉になってくれたすみれちゃんの枝肉は570kgもあったので、それより肥育期間も長く去勢牛のわりには小さいかもしれないけれども、十分です。むしろすみれちゃんがC-2で歩留まりが悪かったので、今回それより歩留まりがよければ、むしろ食べる肉部分は多いかもしれません。
ちなみに、2016年のすみれちゃんの時の各パーツ(片方の枝です)の重量は下記の通り。
すでに料理人さんから数件の打診をいただいていますが、もし、今回の新生君を「業務用で欲しい!」という場合、分割が大きいほど価格は有利になります。分割していったら、たかくなりますよー。
ただし、骨付きロースとランイチは、ドライエイジングしますので、お売りできないかもしれません。悪しからず。逆に、ヒレは売ってもいいかなぁ、と思っています。あんまりヒレは興味ないんですよね。
飲食店さんからの注文が一段落したら、真空で20日ほど熟成をした後、1kg前後のブロックに分けて、一般の方々に販売する予定です。
ちなみに内臓肉についてですが、、、今回、内臓が全部とれることになりました。タン、サガリ、ハラミ、テールは自分用にいただきます(すみません)。
それ以外のレバー、センマイ、ミノ、ハチノス、ギアラ、大腸・小腸は、あの気鋭の焼肉店「にくがとう」さんに買っていただけることとなりました!
「にくがとう」の三浦剛君は、IT業界から肉をメインとした飲食業の世界へ飛び込んできた変わり種。
その研究心たるやすごいもので、僕の牛の肉もこれまでも買ってくれていたのだ。
「やまけんさん、にくがとうグループで使わせていただきたいので、ぜひ内臓を下さい!」
と言っていただいたので、ドドーンとおくってしまいます。短角牛「新生君」のモツ祭りをにくがとうグループでやってくれると思うので、ぜひみなさん足を運んで!あ、要予約店ですからご注意を。
ということで、飲食店で「新生の肉欲しい!」という方はいまのうちにご連絡くださいねー。