連休、どこかに行きましたか?こちらは遠出は避けたけれども、合羽橋の料理道具街へ。自宅に香酸柑橘(かぼす、すだち、ゆずなど)が使い切れないほど溜まってきていて、果汁に絞って瓶にいれることにしたのだが、ちょうどいいものがなかったので探しに行ったのだ。
E-M1markⅡ+12-100mmf4で撮影。青空がいい感じでした。
合羽橋にはいろんな店が軒を連ねているけれども、結局のところ、一~二店舗で用を済ませることが多い。キッチンワールドTDIは網羅的にいろいろ置いてあるので、ついここで買ってしまうことが多い。
おめあての瓶はよいものがあったのだが、二階の特価品コーナーを覗いたら、定番ピーラーのritterが260円で売っているので2つ買うことにした。店員さんが「うちが輸入総代理店なので、うちより安いところはないと思いますよ」と言っていたが、たしかに安い!もちろん浅草までいく電車賃とかはかかるけど、こういうのは嬉しいよね。
浅草に行く時は必ず寄ることにしているのが珈琲アロマ。前にも書いたけど、ここは珈琲もすばらしく美味しく、またサンドイッチがとてもよい。
なんといってもここ、ネルドリップなのである。
何万回もやってきたのであろう熟練の動作で淹れるドリップ、実に安定したおいしさのコーヒーなのだ。最初、入る前に「煮染めたようなコーヒーが出そうな店だな」なんて思ってしまったのだが、大変な間違いであった!
しかもたっぷりのブレンドコーヒー350円だぜ、いまどき。
厚手の白いカップはボウルに張られた湯で温められているのをふきんで拭いて出される。あ、写真は一口飲んだ後なのでコーヒー垂れててすみません。純白のカップに落としてあったコーヒーを温めてホーローケトルから入れてくれる。タイミングがいいと、落としたてのフレッシュなコーヒーを飲むこともできる。
それに加えて最高なのがこの店のオニオントースト。
僕は無類のタマネギラバーである。他の野菜が死に絶えるとしても、タマネギさえ残ってくれればなんとか生き延びることができると思う(笑)
そのタマネギが主役になったサンドイッチ! しかもパンは地元の雄、ペリカンである。
強めにトーストしたパンに自家製のマヨネーズ(「そんなに難しい作り方ではないですよ」とおっしゃるがそんなことはないだろう)を塗り、ピクルスを4枚敷き、タマネギの断面をスパッと薄くカットしたのを載せる。それを三つに切り分けて出てくる。
これ以上に気の利いたサンドイッチを僕はついぞ識らないね!ミニマムにして最高である。
妻が、浅草出身のカルネヤ高山シェフから教えてもらったお薦めがこれ、アンズジュース。
オーダーが入ると、ガッガッと氷をかいてくれる。そのかいた氷をミキサーに入れ、戻して茹でた干しアンズを一つ、戻した時の汁にシロップ、水を加えてミキサーを回す。それも、秒の単位ではない。たっぷり2分くらいは混ぜている。それによってふわっふわの口当たりになるのだ。
こんなご馳走ジュースが400円というのは安い!その辺のカフェで紙パックに入ったのを注いだのとは大違いだ。しかもカフェのは氷ばっかりだし。本当にこの店は素敵である。
サンドイッチをつまんだけど、昼時なので、久しぶりに並木藪蕎麦へ。
15年以上ぶりだな、、、相変わらずの人気で行列ができてます。
天ざると鴨南を注文。いつも卵とじ蕎麦を食べたいと思うんだけど、つい「また今度にするか」と思って一度も食べていない。
並木の海老天の揚げ方、相変わらず佳い。海老の腹側にちらした衣がつゆを絡め取ってくれる。ご存じの通り並木藪のつゆはとても辛めなので、この海老をかじりながら蕎麦をたぐってもちょうどよいくらいだ。
鴨南人気も相変わらず。
鴨ロース肉よりも僕は丸の方が好きですね。丸を5個くらい乗せてくれたスペシャルバージョン食べたいなあ。
そんな三連休でした。あ、今日は仕事してますよ。