いやー優秀だわDS1817。
5本入れている8TBのHDDのうち、3年3ヶ月稼働していた一本でエラーが出始めていたので超あせったのだけれども、HDDの中身をロストすることもなく無事復旧しました。
↓最下部、5本並んでる使用済みドライブの2本目が赤くなっていたのが、、、
すべて青(正常)に!
やったことは、まずはバックアップ。とはいえ、20TBの分量をバックアップできるHDDはないし、しかもそんなことやってる間にぶっ壊れたらまずい!ということもあって、業務上無くなったら困る必要最小限のデータをバックアップ。
バックアップをどうやってやろうかと思ったのだけれども、イーサネット経由でPCにバックアップするのではなく、NASであるDS1817に最初から着いてるUSB3.0端子に外付けHDDを繋いでバックアップすることにした。その方がネットワーク越しにデータ転送するより早いと思ったので。ごらんの通り、左側にあるセンチュリーの「裸族のお立ち台3Bay」で、すでに販売終了している旧モデルだったけど10TBのHDDをサクッと認識。このシリーズ、HDDをたくさん使う人間にとっては本当に便利です、、、
ネットからDS1817のコントロールパネルにアクセスすると外付けHDDとして認識してくれるのでフォーマット。バックアップソフトいれる必要あるのかな?と思いつつ、ファイルをいじるインターフェースでドラッグアンドドロップしたらそのまんまコピーが始まったので、必要なファイルやフォルダを突っ込みます。簡単!
ただし、コピーのスピードは当初むちゃくちゃ遅く、秒1MBも出ていない。HDDの状態のせいか、、、と思っていたのだけれども、1TB程度のコピーの終盤になると秒150MBくらいまで復活。
最低限バックアップしたいファイルをすべて保全できたので、DS1817の電源を落として破損したDISK2を取り外し、新品の東芝MG06Aに取り替え。
リビルドは今朝の明け方に終わったようで、無事システムが健全な状態に戻りました!
やっぱりHDDには寿命がある、という当然のことですね。SeagateのIronWolf、保証が効いていた3年は問題なく動き、その3ヶ月後に逝くとは、スペックに忠実というべきか。でも、悪い印象はありません。ただ、同時に入れた残り3本も、それほど間を置かずに調子が悪くなる可能性がある。ので、今後は東芝のMG06Aに入れ替えていく準備をしようと思い、すでに一本をホットスペア用に入れました。(何のことかわからない人はRAID ホットスワップで検索を)
しかし、今回の状況に遭いながら、やっぱりNASでRAIDにしておいてよかった、と心から思います。大切なデータがぶっ飛んだらオシマイだからね!ケチケチしちゃいけないと本気で思いました。
わたしが持っているDS1817よいです。すでに後継機が出て、それにはなんとCPUがRIZENを摘んでいますが、10GbE LAN ポートは別売り。DS1817は最初から10GbE LAN ポートが入っている!ので、ファイルサーバーとしてだけ使うならDS1817を選ぶという選択肢もあると思います。
では、仕事に戻ります、、、