大好評につき売り切れました!
すみません、昨日販売開始して早々ですが、本数の少ない土佐あかうしの肉はもう現時点の申し込みで一杯なので、締め切らせていただきました。残りは本数が多かった短角牛大嵐君のお肉のみとなっています。
で、遅ればせながら本日食べました。
左が短角牛、右が土佐あかうしです。こうしてみるだけでもそれぞれの肉の性格がわかりますな。
厚みを揃えて、カブリの部分はカットして、芯に近い部分で焼きました。
いちおう、この焼きの一部始終をiPhoneで動画撮影してあるんですが、やっぱり動画編集って面倒ですね。余裕があればアップします。
で、こちらが短角牛大嵐君のサーロイン。
50日以上エイジングをしたので、もっと自由水が抜けているかと思ったのですが、以外に肉にはまだしっとり水分が残っている状態。やっぱり赤身肉は水分が多いのです。しかし、これぞ赤身肉という味わいと噛みごたえがあって、美味しい! すこし焼きが甘かったのでフライパンに戻してすこしだけ火を入れて食べたら、熟成香がブワッときました。つまり、レアっぽく焼くよりも、ミディアムレアくらいにしたほうが、熟成のおいしさが出てきます。ご参考まで。スジは肥育期間が長いこともあってか、硬めなので、焼く前に取り除いた方がいいかもしれません。その筋も捨てないで煮込みにすれば一挙両得なのです。
そしてこちらが、土佐あかうし柿衛門君のお肉。
若干、キメが粗いかなとも思いましたが、昔やっていた赤肉サミットで評価が高かったように、適度にサシのインパクトもある味と香り。あれっ これ粗飼料多給で育てたんだよね?と不安になっちゃうほど、サシのおいしさも味わえます。しかもその脂がくどくない。もともとの水分量が抜けていたのか、大嵐君とほぼ同じ熟成期間ですが、枯れた感じです。サシが入っている分、焼きではすぐにいっちゃう感じなので、気を配った方がいいかもしれません。僕的には焼きすぎました。買ってくれた方はよくよく注意して火入れしてください!その代わり極楽が待ってます。
おそらくこんな食べ比べができるのは、試験研究機関にいて研究している人くらいでしょう。でもこの二頭の牛、どっちも俺がオーナーなんだよね。って言えるなんて、どんでもない贅沢だな!
どちらの牛も固有のおいしさがあります。粗飼料中心の給餌で赤身度合いを徹底的に追求した短角牛と、粗飼料中心なのにサシが入っちゃう土佐あかうしの性質。どちらも味わって欲しいんですが、もう土佐あかうしの柿衛門君のほうは買えません、悪しからず。
ということで、残りのお肉もお早めにお申し込みください!
大好評につき売り切れました!