やまけんの出張食い倒れ日記

今月号の「専門料理」と、2023年度版「そばうどん」出ました! スマイルサークル岩城紀子さんのインタビューと、そばうどんのテーマはあの、仙台東西立ち食い蕎麦事情だ!


ということで、「専門料理」と「そばうどん2023」発売です。


専門料理の第一特集は「世界のレストランの今」。これが、欧米のみならずアジアのレストランシーンの情報が詳細で、面白くて、とてもよい! 以前僕の編集担当をしてくれていた石田君が書いているタイ編がまた面白かった!

そして連載「やまけんが聞く!」は、もう食の世界の超有名人ですが、百貨店や高級スーパーが彼女を頼る、バイヤー代行業・スマイルサークル岩城紀子さん。いやもう大好きなんで紀子ちゃんである。


六本木ヒルズ内にあるグランドフードホール、通称グラホの運営をしている、といえば「あ、あそこ!?」とわかる人もいるだろう。


ここはまさに、食のワンダーランド! 彼女やスタッフのみなさんが選び抜いたセレクト品がぎっしりと並んでいる。




この陳列や照明の色、棚の高さなどは、じつはすべて意味があって、彼女がこれまで築いてきたキャリアの中で培った理論に基づいている。その辺はぜひ誌面を読んでいただきたい。

インタビュー30分前に店に入って先に写真を撮らせてもらっていた。到着した紀子ちゃんが「あのね、わたしお昼食べてないから、店内のラザニア食べるけど、一緒に食べましょ」と。


このラザニアがスーパー絶品!


「でしょぉ~ うちのシェフ、イタリアレストランでやってたガチの人なんですよ。ここで出すものは全部、妥協したくないから、ハイレベルな料理人に作ってもらってます」

いや、マジで旨い。ペロッと食べてしまった、、、そうそう、このグラホのデリ、素晴らしいんですよ。この日も気づいたら5000円分くらい買い込んでしまった。


ちなみに、このグラホ内のアイスケースには、このブログでもさんざん紹介してきたSLクリエーションズの日本最高レベルの冷凍食品「Z'sMenu」がほぼ全種類揃っている!


なんでかというと、紀子ちゃんはこの商品の企画からパッケージデザインまでガッチリ関わってるんですね。

ということで、この超絶魅力的な紀子ちゃんという人となりをギュッと凝縮して書きましたので、専門料理をご覧あれ。じつを言うと「その話し、書けないよ~」という話しが連発して、そっちが面白いんだけどね、、、

 

そして「そばうどん2023」。

 

覚えておいでだろうか、しばらく前に仙台出張にいったときに「発見」したハイレベル立ち食い蕎麦「そばの神田」と「福はら」のエントリを。

■宮城の路麺文化はレベル高いのか!? 仙台駅周辺の「そばの神田」と「そば処福はら」の出汁と麺線に唸った! - やまけんの出張食い倒れ日記
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2022/10/30458.html

あのあとすぐに編集長に上申して、この二店を取材しよう! ということなったのだ! おそらくこの2店を同時に深掘りしてここまで取材した記事は初めてだろう。


駅を挟んで東と西で、どちらも自家製麺、つゆも素晴らしくハイレベルなそばを、立ち食いそばという形態で出している2チェーンがなぜ立ち並んでいるのか。そこにズダッと迫りました。


本当に驚いたんだけど、どちらも麺やつゆの味への思いが強く、「いやいやこれ、立ち食いそばじゃないじゃん。そば専門店じゃん」という内容なのである。








この二店が東京に来てくれたら! と本気で熱望する。

ということで、ぜひお読み下さいませ!