Nikon Z9 + 24-120 F4 + Profoto B10X
うちの短大の栄養士コースは特に調理に力を入れていて、プロに学ぶと称した授業が2年次に設定されている。文字通りプロの料理人に来ていただくのだが、先週はスーツァンレストラン陳のる井上和豊料理長にきていただいた! もうこの日だけは万難を排して、すべての用件を排除して臨むぞと思っていたのだが、まえの打合せがかなり押して参加。奇跡的に食券が一枚残っていて(というより譲っていただき)、食べることができた!(涙)
井上さん、むちゃ偉い位置にいるのに、本当に学園に対して親身にお付き合いいただいている。ナイスガイという他ない!
以前、とある筋に話を聞いたところによれば、日本のフカヒレ流通において、一番グレードの高いものは四川飯店グループに集まってしまうそうで、スーツァンレストラン陳ももちろんそうだとのこと。そんな位置づけの店からおいでいただいて、恐縮至極だ。
「辛さはいかがしましょうか?」と学生が訪ねてきたので「メチャ辛で!」とお願い。おそらくあとからラー油足しなので、それほど辛くはならないんですよ。
来たぁ、、、
まず副菜のクラゲ前菜が素晴らしい。クラゲの胴体部分ではなく頭の部分だとのことで、コリコリ食感と食べ応えが半端ない。こんな食材使えるなんて最高だな学生たちよ!
タマゴとキャベツのスープも手抜きなし!
そして麻婆豆腐は、、、
いうまでもなく最高だっ!
ああ、なんておいしいのか。豆板醤やトウチや花椒といった、特徴的な風味をもつ食材がどれも突出するのではなく、全体が渾然一体になった一つの味わいとして「旨い!」の奔流となって認知回路に押し寄せてくるのだ。あのね、ごはんがね、足りません。ぜひ大盛オプションをつけて下さい、、、
井上先生、ありがとうございました。これに懲りずまた来て下さい。そろそろスーツァンレストラン陳にも食べに行こうっと。
ご馳走様でした!