やまけんの出張食い倒れ日記

イタリアのスローフード運動に触れる旅に来ています。ミラノマルペンサ空港から入り、ピエモンテ州のブラにて、生サルシッチャとタヤリン、ファッソーナ牛のビステッカと再開!


9月6日

短大のオープンキャンパスで学科説明をしてから、軽く準備をして15時の成田エクスプレスに乗って成田空港へ。16時半に到着し、随行する学生と合流。

17時半からのチェックイン、長蛇の列だったが、ANAのスーパーフライヤーズメンバーなので優先でチェックインできた。パスポートコントロールは完全に顔認証で一瞬。早くなったなあ。ANAスーパーフライヤーズメンバーなのでスターアライアンス加盟のラウンジを使える。3箇所あるうち搭乗口に最も近いトルコ航空のラウンジへ。フムス、チーキョフテ、ブルグル、ピデなどトルコ料理の軽食が食べられてとても嬉しい。トルココーヒーのマシンもあって、いただいた。なかなかにおいしい。日本でももっとトルココーヒーの飲み方が広まってもよいと思う。

19:45くらいに搭乗。北京でトランジット。北京に11:50(日本時間だと12時を回っていた)くらいに着。スターアライアンスのラウンジが最初みつからなかったが、近くにあったのでしばらくくつろぎ、iPhoneを充電。さすがは北京の空港、ラウンジのミールにはおかゆや牛肉麺などある。たいしておいしくはないが温かいものはよいものだ。

1:10くらいに搭乗。マルペンサまで10時間以上のフライトである。マルペンサにつく頃には尻が痛くなっていた。でも、中国国際航空のフライトはなかなかに快適であった。

マルペンサ空港で、ツアー参加者が集まるのを待つ。6時に着いて、集合は13時なので、空港で過ごすのはもったいない。参加メンバー何人かで集まりミラノ中央駅に向かう。往復割引(片道8€だが、往復だと14€)となる空港バスを使った。バスで50分程度でミラノ中央駅へ。駅というよりは聖堂のように大きく荘厳な建築。

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スカラ座も見物。足を運んで実物を観ておくことは大事だね。

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昼飯は、イタリア留学経験のあるシンイチロウくんが「GoogleMapが一番頼りになります」と探してくれたパニーニ店で!

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できたてのあたたかいパニーノ(プロシュート、モッツァレラ、ナス、ルッコラ)はマジで旨い。

空港への帰り便でアクシデント発生。ミラノ中央駅で合流した女子学生が預けたトランクが、なんと勝手に一つ前のターミナルで下ろされて、荷物チェックをすることなくそのまま置き去りにされてしまったようなのだ! バスの運転手も「仕方ないんだよ、警察に言うしかない。僕はこれからミラノ中央駅に戻らなきゃいけないから、バス会社のカスタマーサポートに連絡してね」と、無責任! イタリアの洗礼を受けてしまった、、、 女子学生、めげずに携行品紛失保険の連絡を現地事務所にして、補償は受けられそう。しかし可愛そうに、、、みなさんむやみにバスに荷物を預けるのは辞めましょう。預けたら、途中の停留所でおろされてないか、確認を。

さて、ブラに到着。

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学生さん達は2~3名の相部屋、社会人は個室です(スミマセン)。

ミーティングをしたら自由行動。夜飯はグループで徘徊して「ここでいいんじゃない?」というブラ駅前の店へ。

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ジェラテリアかなと思ったら、ちゃんとしたレストランが奥にあって、そちらに通された。

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このカメリエーレのおっちゃんが実に乗りがよくて最高!イタリア後しか話さなかったけど(笑)

薦められるがままにブラ料理をオーダーした。大して期待していなかったのだが、どれもうまかった!

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サルシッチャ・ディ・ブラ。生の牛肉の腸詰め。2018年にここブラのリストランテ「ボッカ・ブオーナ」でいただいたやつだ。

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生の腸詰めって、生の羊腸たべていいんだっけ?いや、うまいからよい!

そしてファッソーナ牛のタルタル!

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塩と胡椒とオリーブオイルをどっぷりかけ、リモーネを搾っていただきます。

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いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー最高! 合法的に食べる生肉はやっぱりおいしいよお。

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そしてファッソーナ牛のサルシッチャラグーのタヤリン。

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もちろん郷土料理であるダル・プリンも!

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いやーこのお店、ほんと、ぜんぜん期待してなかったけどおいしいわ。

みんな腹一杯になってたけど、ここでビステッカ(笑)

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2018年にファッソーナの産地で食べた時より断然おいしい、、、なぜだろう?

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ドルチェは食べられないね~と勘定をして帰ろうとしたら、店の主人らしきジェラート職人さんが「食べてけよ」とお金もとらず、みなにジェラートを食べさせてくれた。この前に、同行のしょうやくんが、折り鶴をテーブル式で折ってプレゼントしたのに「おお!」と感動していたのだ。

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なかなか上々の滑り出しです。