
過日、勤務している短大の職員仲間と人形町今半へ。「たまに、おいしいものを食べましょう」という会が不定期に開催されているのだ。あ、それならぜひ、卒業生の木村が働いている人形町今半にしましょう、と言ってみた。返す刀で、高岡社長に連絡。
「木村さんは素晴らしい働きですよ!来ていただけるなら、部屋に彼女をつけますから」とおっしゃる。ありがたい、ありがたい、、、
人形町今半はただのすき焼き店ではない。系列外食店の経営に惣菜・弁当・ケータリングなどをもつ、巨大外食産業である。でもそのルーツはすき焼き。地下鉄人形町駅からほど近い、この象徴的な老舗に足を運ぶ。
迎えてくれた木村(実際には下の名前を呼んでますが(笑))、和服の着こなしも堂に入り、また受け答えもハキハキ、一年目とは思えない落ち着きぶり。
お酒の勧め方もとてもよく、日本酒「七賢」の泡で始めます。それにしても驚くのは、すき焼きの前に出てくる料理がことごとくおいしい!
牛肉料理店にいくと、申し訳程度の前菜や刺身で、「こんなの食べるより、さいしょから肉たべさせてよ~」と思ってしまうものが出てくるところもある。けど、さすが人形町今半、すっっばらしくおいしいものばかり。とくに、タマネギ星人のわたしとしては、新玉ねぎ豆腐がたまらなかった。
さあて、お肉です。
群馬県の昭和村産、人形町今半向けにチューニングしている生産者さんからの黒毛和牛らしい。肥育期間30ヶ月超えのどうどうたるA5。ふだんなら敬遠するところだけれども、人形町今半が仕入れる肉はきちんとと畜後のケアがされているので、脂質も替わっている。
関東風だけれども、鉄鍋に少しだけ割り下をおとして、その上ですき焼きを焼いていく。
うん、素晴らしくおいしい!
いろんな人が言うけど、すき焼きはやはりA4以上の和牛肉、それもしっかり寝かせた肉が合うと思う。
今回のお肉、と畜後管理がしっかり行き届いているようで、脂から甘い香りがする。分解しかかっているのか、くどさがない。高岡さんがいつもおっしゃる「A5の和牛の、おいしいものを出しています」というのが納得できる味わいと香りだ。
続いて野菜と豆腐へ。
いやー最高!
木村の所作をいちいち撮影していたら「なんだか、運動会でシャッター切りまくるお父さんみたいですね」と。うん、その気持ちがわかったわ。
お野菜、豆腐、シイタケ、すべてちゃんと選り抜かれているのがわかる。なお、おネギはもちろん、千住葱です。
そうそう、敬愛する日本酒杜氏・石川達也による人形町今半オリジナルの酒まである。もちろん熱燗で!
「このあと、ふわとろ玉子丼をおつくりしますね」
と!
まさしくふわとろ! 極楽の味である!!!
いやーー 感動感動。 最初から最後まで美味の連続。
よきところで高岡社長も(お忙しいだろうに)駆けつけてくださった。全日本食学会と新渡戸文化学園は協力関係にあるので、その理事を務める高岡社長とはお付き合いさせていただいている。しかも、学生を採ってくれているのである。ありがたや~
いやほんとにすばらしいしつらえのお店、素敵なサービス、そして極上の料理を楽しむことができました、、、
なお、人形町今半は例の土佐あかうしオーナーで一頭丸買いを敢行してくださった!「ステーキに最適でしたよ!」とのこと。ここでも食べられる日が来るかな?
本当にすばらしいひとときだった。高岡社長、ありがとうございました。これからも木村をよろしくお願いいたします!