はー バスにノートPCを置き忘れてしまい、手元に戻るまで2日かかったので滞りました。
さてスペインはバルセロナで、スペイン内で展開しているオーガニックスーパーのチェーンであるVeritasへ。EU圏内なので商品は他国と共通するものもあったけど、ここオリジナルのような製品もあって、実に楽しめた。
店頭の冷陳にはTOFU（豆腐）商品や、お定まりのフムスが並んでいる。ホールフーズなら入り口近くに色とりどりの青果物を置くと思うが、ここは加工食品から並んでいる。
僕が声を上げてしまったのがシーフード関連。MSCマークと緑色のエコラベルがついた缶詰類・瓶詰め類が充実している。
冷陳にアンチョビがあったので思わず買ってしまった、のが冒頭の写真だ。
これーぜーんぶオーガニック認証品ばかりです。
ほんっと残念だけど、日本のオーガニック市場はぜんぜんこのレベルまで来ていない。日本は不思議な国で、せっかく一般品より高付加価値になるはずのオーガニックという一つの流れを、「オーガニックが安全とは限らない」「オーガニックと一般品の品質差はない」とこき下ろし、市場拡大を妨げる声がやかましい。
結果、農産物でも加工品でも、よりよい価格で提供する術を失っている。アホらしい。それがようやく2020年オリパラに向かう波で変わるのか？というとば口に来ている。
ちなみに日本ではマザーズというオーガニックスーパーがあったのだが、昨年10月に運営元の夢市場という会社が事業停止。同じく昨年中に新しく麻布に出店したビオセボンというオーガニックスーパーが今後どうなるかが、業界の興味を集めている。
じつは今回の一行の中に、そのビオセボンから浅田君がきている。
「やまけんさん、Facebook観てますけど、ガンダム好きなんですよね？」
とのっけからオーガニックと全然関係ない話しで盛り上がってしまった。ちなみに彼は百式が一番すきなモビルスーツらしい（笑）
ビオセボンには頑張って、オーガニック商品の品揃えをガンガンやって欲しいと思う。
ということでここで購入したもの。
MSCアンチョビに白身魚のオイル漬け。
外国では必ず買う、スープの素。国によってまったく違う味なのが楽しい。
パスチャライズ牛乳。帰ってすぐ飲んだ。とても甘さを感じつつあとあじはスッキリ。いいお味と思う。完全なるグラスフェッドなんだろうか、それにしてはすこし穀物由来っぽさも感じるので、すこし穀物も与えているような気がするが、パッケージからはそういう感じは受けませんね。ところでこの牛の品種なんですか！？
しまったよく観たらアルチェネロじゃんか。スペインで買う意味なかったな、、、こんなふうにEU圏内のメーカー品は各国語対応したパッケージで出回っているようだ。
ベリーのフリーズドライ品（下）、トマトもおそらくフリーズドライ。
クスクスもヨーロッパで必ず買って帰ることにしている。これはベリタスのPB商品！
バターは持って帰れないから、この旅の間に消費することにする。
さて、ひとまず。