えー、ボヤボヤしてるうちに、あと2日で終わっちゃうよ、ニュウマンの高知食材フェア!
新宿を通る人は必ず、そして新宿に用事ない人もぜったいに、足を運んでいただいて損はありません。というのも、今回のフェアのために参加店舗のほとんどの料理人さんが高知に足を運び、その上で特別メニューを試作しているから。
料理人さんが「この食材を使いたい!」と本社にかけあったものばかりだから、本当に気合いが入っている。
中でもスイーツ系で感動的なのがこれ!
そう、泣く子も黙る老舗中の老舗、ようかんでおなじみのとらやが、スタンドカフェ業態として世に問うているTORAYA CAFE のあんスタンドが、新宿ニュウマン店でしか食べられない土佐文旦のコッペパンを出してくれているのだ!
あのですね、僕、そんなに甘いの得意じゃありません。けれどもね。
このあんこっぺ土佐文旦はマジで傑作だと思います。小ぶりなこっぺはカリッと表面が焼かれていて、噛むとさっくり心地よい食感で歯が通る。そしてその中には、、、
そう、ダブル餡! 通常の小豆のあんこの上に、土佐文旦の果汁入り白あんがのせられているのだ!このダブルパンチが素晴らしい。文旦の香りがぱぁっと立ち、爽やかな酸味と甘さのあとに、小豆あんこによるボディの太い味わいがゆっくりとやってくる。
なんと重層的なのだ!
ちなみにこの土佐文旦は高知県の白木果樹園のもの。
そう、一部では文旦おじさんとして超・有名な白木さんだ。
じつは物語があって、、、
このあんこっぺの開発を任されたUさん。当初試作は、その期間に穫れる温室栽培の文旦で行っていた。しかし、このツアーの際に季節がきりかわり、露地物となる。じつは露地物の方が糖度も高く、ハッキリクッキリした味わいとなる。
「えっ これ全然味が違います! レシピを作り直さなければ、、、」
ご存じとは思いますがとらやさんは品質に超・超厳しいメーカーさん。寸分の狂いもあってはならない。美味しくなかったら社内稟議もぜったいに通らない。そんな企業文化だから、Uさん必死にレシピ調整をしてくださったときいております。
ありがとう!
そして、マジでうまい!
ちなみに、あんまりうまいので、もう4回食べてます。
ぜったいのお勧めなので、ぜひ足をお運び下さい。14日までだよ!