やまけんの出張食い倒れ日記

カラーコントロールポイントがZ7登場と共にNikonに帰ってきた!Capture NX-Dの刷新でかなり使えるソフトになったぜ~

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本日、台風が関東に来る前の時間、ヨドバシカメラAkibaにて開催された、阿部秀之先生のNikonZ7のセミナーの第一部をみせていただいた。さすがの先生のトークで、Z7買う気なさそうな人もグングンと引き込まれているようで、終了時点に振り返ってみると多くの人が立ち見で食い入るようにして見つめていた。

で、Z7についてはまた今度書くとして、、、

阿部先生からすごい情報が。

「あのね、Nikon純正のRAW現像ソフトであるCapture NX-Dで、カラーコントロールポイントが使えるようになりましたから。」

っとサラッとおっしゃったのだ。えええ、マジですか!?

カラーコントロールポイントとは上の画像の牛さんの目の下に出てるやつ。明るさやコントラスト、彩度にRGBとかそういうのをいじりたい場所にポイントして、範囲をぐりっと円形に指定するという、超・超便利な機能である。

ただこのカラーコントロールポイントというテクノロジーは他社が開発したもので、以前は有償のCapture-NX2というソフトにはNikonがライセンス契約をして搭載されていたものの、その技術を開発した会社がGoogleに買われてしまって、使えなくなってしまった。

その後に出たCapture NX-Dにはカラーコントロールポイントが非搭載となり、僕らユーザーは悲嘆に暮れたのである。

ところが、しばらくまえにGoogleがこのライセンスをまた手放したんですよね。そこでどうやらまたライセンス契約できるようになったのでしょうか。よかったよ帰ってきて!

ということで台風がビュウビュウ吹き荒れるなか、すぐさまインストール。

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なんか、使いやすくなってる感じ。カラーコントロールポイントは目立つ位置にアイコンがあり、使い勝手も昔と変わらず。

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ということで、札幌の北大構内にある放牧場の幸せそうな牛さん写真を、カラーコントロールポイントで空の色を濃くして、黒つぶれしそうだった牛の目をすこし明るくしました。あとは通常機能にあるヴィネット効果をマイナスにして、四隅をすこし暗くしてみました。

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Capture-NX2が使えなくなってから本格的にPhotoshopに移行して、Bridgeで現像処理をするようになっているのですが、これならCapture NX-Dも併用していいかも、と思いました。

Nikonユーザーはぜひダウンロードを。もちろん、Z7に対応している版ですから、これまでの全てのNEF画像を現像できるはずです。しかもCapture-NX2を有償で買っていた人間としては「早くそうしてくれよ」と言いたいところですが、完全フリーです。いや、本当に素晴らしい!

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■ダウンロードページhttps://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/products/162/Capture_NX-D.html