やまけんの出張食い倒れ日記

プログレードデジタルの次世代型記憶媒体・CFexpressカード120GBが出た!

待望の、プログレードデジタルの次世代型の記憶媒体であるCFexpressカードが発売となった。


https://amzn.to/2ESMRUd

いま、多くの人がSDカードタイプの記憶媒体を使用していると思うが、SDタイプは接点が剥き出しになっており、物理的に破損しやすいことが問題視されてきた。それでも、小さいこと、記憶容量自体はどんどん増大していることから主流の座を勝ち得ているが、今後はだんだんと変わっていくだろう。

そんな中、ニコンはXQDカードというよくわからん規格のカードを採用して、当初はSDタイプのカードとXQDのダブルスロットという布陣を構成してきた。それが、ミラーレスカメラのZ7、Z6ではなんと思い切ってXQDスロットのみという構成で世に問うた。シングルスロットで、かつ普及してないXQDなんてイヤだということで、Zシリーズに手が伸びない人は多かったと思う。(ちなみに先日発売されて好評なZ50はSD採用だ)

でもね、Z6でXQDカードをいやいや買ったんだけど、、、結論としてはすげー佳いです。

なにがって、まずメディアを長く使っていけるだろうという安心感。接点が剥き出しになってないのはやはり安心できる。そして、データ転送速度の速さが素晴らしい。そんなに実感しないだろうと思ったけれども、PCへの転送でちゃんとした速度の出るカードリーダーとUSB端子を使えば、ばかっぱやいことこの上ない。SDXCカードとかぶっちぎりです。カードリーダーについてはホント選ばないと、速度の遅いのがあるので要注意。下記ご参照。

■ニコンユーザーはXQDカードリーダーどれを選んだらいいの問題! 中国製二つのカードリーダーを試したら、エラい違いがあった!しかも笑えるオチがある。今後CFexpressへ進化していくXQDカードユーザーは気にした方がいいカードリーダー選びについて。https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2019/05/29844.html

で、そのXQDカード規格が発展したのが、CFexpressカード。CFって書いてあるのをみて、てっきり「コンパクトフラッシュカードだ!」と思う人もいるだろうけど、形状はXQDなんですよ。その中身がもっと早くなりました。ただし、XQDの上位互換ではあるけど、カードリーダーは共用できないので、新しく買う必要があるけどね。

ちなみに冒頭のプログレードデジタルは、もともとはレキサー社にいたひとたちがスピンアウトしてできたメーカー。信頼性が高いのに値頃だと評判だけど、本当に大丈夫かな。以前、レキサーの128MBのSDタイプの製品を購入してすぐにぶっこわれた。

■げげげっ LexarのUHS-Ⅱ128GBカードがたった4ヶ月の使用で逝く!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/02/29550.html

さて、本題に戻って、プログレードデジタルのCFexpressカード。120GBの容量で最大読込速度1,600MB/秒・最大書込速度600MB/秒と、大容量で超高速だ。ただし、これを使ってメリットがあるのは、Z7のような高画素機の所有者か、もしくはファイルサイズが大きくなる動画ユーザーだろう。

僕は今、2400万画素のZ6ユーザーなので、それほどこのスペックに魅力を感じない。あ、4000万画素超のD850も持っているので、そちらもCFexpressカードに対応したら、意味があるけれども、、、

でも、気になりますね。現在のところ、カードリーダーはプログレードとサンディスクからのみ発売されている。サードパーティーの製品が出るまでは時間がかかるだろうな。

んーーーーーーー

試してみたい、が、、、